内容説明
“理想的”なP2Pネットワークといわれている「Winny」。そのWinnyネットワークの仕組みと問題点、暴露ウイルスがもたらす情報漏洩事件、ネットエージェント社による「Winny監視システム」の仕組み。Winnyネットワークとその現状を読み解く。
目次
第1章 Winnyをめぐる攻防(Winnyネットワークでは誰もが匿名である;Winnyネットワークを観測する;Winnyの脆弱性;Winnyを待つ未来)
第2章 Winny狂想曲(Winnyネットワークと暴露ウイルス;Winnyネットワークに転がる怪しいファイル;Winnyネットワークに流出したファイルの行方;Winnyネットワークを妨害する)
第3章 Winnyを解析する(Winnyをどうやって止めるのか;Winnyの暗号を解く)
第4章 Winny(ファイル共有・交換ネットワーク)の今後(Shareの解析;Winnyネットワークの今後)
著者等紹介
園田道夫[ソノダミチオ]
サイバー大学IT総合学部准教授、独立行政法人情報処理推進機構研究員、株式会社セキュアスカイ・テクノロジー非常勤取締役など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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