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内容説明
レンズ、だまし絵、遠近法、顕微鏡、VR…私たちはなにを見てきたのか。アートとテクノロジーがあぶりだす、人間の「夢」と「欲望」の世界。
目次
1 遠めがね―世界をとらえる
2 潜望鏡―秘密をのぞく
3 色めがね―だまされてみる?
4 万華鏡―次元を越える
5 拡張するめがね―技術革新と新視覚
6 終章―レンズと鏡、そしてめがね
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
10
視覚をテーマにした芸術作品を集めた本です。もともとは3つの美術館の共同企画だったそうです。コンセプトが斬新で掲載されている作品も独特で面白いです。架空都市「中村市」の緻密な地図とロゴには驚かされました。2018/09/08
ひなにゃんこ
3
★3.5 青森県立美術館、島根県立石見美術館、静岡県立美術館の共同企画展の図録。展覧会には行けそうにないと思っていたら、図書館に図録が入ったので。「めがね」とあるけど、「視覚」がテーマの幅広い内容。洛中洛外図や浮世絵の名所絵など古いものから、現代アート、映像作品まで。ストレートに眼鏡や眼鏡をモチーフにした作品から、立体視、騙し絵、パノラマ、覗きからくりや原始的な動画技法にVRまで。膨大な点数で、よくこれだけ幅広いジャンルと点数を選定したなと思う。→2018/10/07