ネパール・ムスタン物語―秘境に虹をかけた男

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ネパール・ムスタン物語―秘境に虹をかけた男

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861321849
  • NDC分類 333.825
  • Cコード C0095

目次

秘境に桃源郷の夢を追って
さらば祖国!
友情は国境を越えて
秘境ムスタンでの第一歩
マルファ国立園芸試験場の実態
松よ桧よ天までそそり立て
十和田湖のニジマスがムスタンの池で
世界一高地での稲作への挑戦
石垣ポリハウスの効用
蘇ったドンバのリンゴ園
秘境で初めての病院建設
酪農の夢を追う
初等中等教育振興の旗手となって
農業こそ世界平和への礎
ムスタンに学べ
落馬、転落すれども
ネパールの発展を願いつつ

著者等紹介

近藤亨[コンドウトオル]
平成10年10月、標高二七五〇メートルのネパール・ムスタン・ティニ村で世界最高高度の稲作に成功、全世界を驚かす。現在、ムスタン・ガミ村標高三六〇〇メートルの高地に病院を建設。病院運営に邁進中。ネパール各方面より多大なる賞賛を集めている。平成十一年度吉川英治文化賞受賞。1921(大正10)年新潟県加茂町(現在加茂市)生まれ。新潟大学農学部助教授を経て新潟県園芸試験場の研究員となり、1976年に国際協力事業団(JICA)の果樹栽培専門家としてネパールへ。以後十数年間にわたり、ネパールのために尽力する。国際協力事業団を辞めた現在も、ネパール・ムスタン地域開発協力会理事長として現地ムスタンに留まり、果樹栽培の指導、病院や小学校の設立など、多方面にわたり、秘境ムスタンの発展のための活動を続けている。ネパール国、1997年国王勲二等勲章。1997年政府・シルバー勲章。1998年園芸学会特別功労賞。日本国、1996年外務省国際協力賞。1999年吉川英治文化賞。1999年毎日国際協力賞。2001年新潟日報文化賞。2001年読売国際協力賞。2003年米百俵特別賞。2006年地球倫理推進賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KTakahashi

2
すばらしい日本人はたくさんいるんですね。2018/02/25

in medio tutissimus ibis.

1
現地では乾燥した牛糞が貴重な燃料だった。「これではいけない」と著者はいう。牛糞は貴重な肥料になるのだから、それで果樹を育ててその剪定屑を燃料に充てればよろしい。未来が見えているというか、ヴィジョンがあるというのはこういう事なんだと思う。あとは石垣ポリエステルハウスなんかに象徴的だけれど、援助や支援と言ってもただ持ち出して現地に投下するのではなく、現地にある自然条件や素材や技術を完全に引き出すことで費用対効果をあげる手腕は凄いものがある。2019/08/20

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