内容説明
中世のルネサンス、バロック、ロココ、そして近世のアールヌーボー…。各時代に流行した建築様式の混在したプラハは、知的な旅を求める人々の琴線に触れる不思議な魅力のある町。プラハを歩けば中世の街並みにタイムスリップできる。
目次
第1章 プラハ
第2章 プラハの芸術家たち
第3章 中央ボヘミアの旅
第4章 西ボヘミアの旅
第5章 南ボヘミアの旅
第6章 モラヴィアの旅
第7章 旅の便利帳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
4
スメタナは祖国愛に目覚めたが、ハプスブルクの弾圧が強まった1848年にスウエーデンに渡り、5年過ごした後、ハプスブルク家の締め付けが弱まったため、プラハに戻った。息子や妻を失い、耳が聞こえなくなってから「我が祖国」を書いた。1942年チェコのレジスタンス活動家たちが保護領監督代理人を暗殺すると、ナチスは活動家をかくまった村の14才以上の男子を全員処刑し、女子と子どもは強制収容所に送られた。活動家たちはプラハの聖キリル協会の地下にもを隠したが、ナチスはつきとめ司祭を含む全員を射殺した。2017/07/09
実穂
0
プラハの景観を思い出す目的で購入。プラハばかりでなく、地方都市も訪れてみたくなるビジュアル本です。トリビア:「MI」の映画の監督がチェコ出身。舞台はプラハアメリカ大使館の設定で、そのパーティー会場として国立博物館の「大階段の間」が使われた。サラエボで暗殺された皇太子フェルナンドは狩猟が大好きで、51年の人生で30万頭もの獲物を撃取っていた(1歳から猟銃を使ったとして、一日16頭を撃ち殺す計算)。鹿の角などが大公のお屋敷の廊下の壁を飾っている。貴賎結婚をした妻ゾフィーへのウィ2010/03/28