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吉野家

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861263040
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0063

内容説明

アメリカ産牛肉輸入停止から2年と9カ月―ついに「吉野家の牛丼」再開!!「2003年アメリカ産牛肉輸入停止措置のときの、吉野家の本音は?」「なぜアメリカ産牛肉でなくてはならなかったのか?」「それでも販売再開を待つ吉野家ファンがいた理由とは?」これら全ての「吉野家の謎」を外食産業研究の第一人者がひも解く1冊。吉野家誕生ものがたり収録。100年以上の歴史を重ねた「吉野家の牛丼」からみた、「吉野家の企業姿勢=吉野家イズム」の全貌を公開。

目次

第1章 そのときの吉野家(牛丼が消えた日、復活する日;クリスマスイブのビッグニュース ほか)
第2章 アメリカ産牛肉にこだわるわけ(アメリカ産牛肉でなければダメなのか?;三つの理由―値段・味・量 ほか)
第3章 牛丼ファンのつくりかた(吉野家にはいくつのメニューがあるか;牛丼メニューは七二通りある ほか)
第4章 もう一つの吉野家(アメリカ産牛肉の輸入再開は、好機なのか?;二月一一日は牛丼復活祭 ほか)
吉野家誕生ものがたり(吉野家創業の頃;文明開化と牛肉食解禁 ほか)

著者等紹介

茂木信太郎[モギシンタロウ]
信州大学経営大学院教授。1948年12月、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学・法政大学卒、法大大学院経済学修士。(社)食品需給研究センター、(財)外食産業総合調査研究センター、フードシステム総合研究所を経て、1996年4月より信州大学経済学部助教授、1997年10月より教授、2003年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワンタン

8
外食で牛丼を食べるなら、自分は断然吉野家。吉野家のアメリカ牛や接客へのこだわり、メニューが牛丼ひとつでも肉、ご飯、ツユ、ネギの量の選び方と組合せ方で72通り(笑)のバリエーションになる、など一種のヨイショ本として楽しく読んだ。でも、熟練した店員を置くことが困難になり、ファミリー向けにマニュアル化がすっかり進行してしまった現在、もう券売機を導入した方がいいんじゃないかな。2018/12/24

ナツ

4
アメリカ産牛肉の輸入禁止により吉野家が窮地に立たされた時の事を中心に、アメリカ産にこだわる理由等を書いてあるが、筆者の推論がベースになっておりいまいち説得力に欠ける。大体間違い無さそうには思えるが・・ 読みごたえもあるし読み物としては面白かったので残念。2017/11/27

白義

3
狂牛病による牛肉輸入停止が吉野家にとってマイナスにならず、新たな挑戦を促し組織を立て直す好機かもしれないという分析をした本。内部者ではなく外部者からの研究で、一通り吉野家関連の本を読んでからだとかなり面白い。アメリカ牛肉へのこだわりの理由、吉野家のファン構築とサービスのあり方にも筆が及んでいるし、社史は一般の関連本では一番丁寧。券売機を導入しないコミュニケーション志向は無駄だと思うけど、それとは違う視点もあるのは参考になった2012/08/09

ヒラマサ

2
アメリカ産牛肉の輸入停止前後の吉野家の振る舞いを解説した本。牛肉の話がめちゃめちゃ立ち入ってて面白かった。学者ということもあり、データに基づいて分析していて読みやすい。 ただ、吉野家のマインドを深読みして、バイトも含む従業員にその幻想を押し付けるクレーマーっぽい記述はいただけなかった。2018/09/22

KJ

1
外食産業関係を専門に研究する学者が吉野家を分析した書。 本人が認めるとおり、牛丼輸入停止・再開が吉野家にとって天恵の慈雨・危機であるなど、 天邪鬼な見方をしている。 吉野家について一通り安部社長側から知っておくと、読めば衝撃。2009/07/31

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