内容説明
ここはアイウエ動物園です。動物がだいすきな、はたらきもんの園長さんと、園長さんをだいすきな動物たちがなかよくくらしています。でも、ときどき、ドキッ!事件が、おこります。あれれ、サイのいっぽんくんが、みょうな、おまじないをとなえているよ。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年東京生まれ。児童文学作家。『わたしのママはしずかさん』(偕成社)と『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店/2009年全6巻完結)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、JBBYオナーリスト文学作品賞を受賞
にしかわおさむ[ニシカワオサム]
1940年福岡生まれ。絵本作家・画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pocco@灯れ松明の火
13
いっぽんくんのひとりごとが理解できない園長さん。いっぽんくんのひとりごとの意味が分かったのは>>>ゴツゴツした体とは違って、繊細でロマンティストね、いっぽんくん^^2012/02/01
遠い日
5
「アイウエ動物園」シリーズ5。傍目には全く意味のわからないサイのいっぽんくんのひとり言。なんていじらしく切ないひとり言でしょうか。自分だけの星を持っているなんて、すてき。星はいつも見守っていてくれるのですから。2021/04/04
ととろ
2
サイの「いっぽんくん」の独り言の意味を一生懸命考える園長さんのお話。いっぽんくんのお母さん、素敵な言葉を残してくれていたんだね。角野栄子さんらしい、ほっこりするお話でした。2018/08/25
pin
2
大好きなにしかわおさむさんの絵。角野栄子さんとのゴールデンコンビの絵本とあらば読まずにいられません!期待を裏切らないステキなお話でした。2010/09/24
とりじまカラス
1
いっぽんくんのひとりごとのナゾを解き明かすお話です。 ひとりごとの意味がとてもロマンチックで、暖かい気持ちになりました。 お茶目な園長さんの行動も微笑ましいです。2018/12/01