感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
22
どこかで聞いたことあるような、洋風昔話。大人が読んでも、ぎゃー怖い!!ってことはないが、子どもが読むとゾッとするのかもしれない。2014/01/07
おはなし会 芽ぶっく
18
怖い!ですが怖さの中にじんわりとくる話や微笑ましい話もあり、短編集ながら読みごたえがありました。『 怖いもの知らずのメアリー /兵士と死神/ 影 / 欲張り / 罪人トム・オッター / 月 / 霧のなかの古城 / 墓場に燃える火 / 真夜中の訪問者 / 犬と幽霊 / 老いも死もない国 / 老いも死もない国 / 道連れ 』2020/03/16
あたびー
17
#日本怪奇幻想読者クラブ 児童書。作者は英国人のSF・ファンタジー・児童文学作家。主に中世の英国を舞台にしたと思われる短い怪談昔話が12集められている。既知の話もいくつかあった。ドライで余計なところがなく、それでいて丁寧な口調を用いている。子供向けだからといって変に甘ったるい文章にしたりしない所が大変好感を持てた。他の作品も読んでみたい。2020/02/24
マツユキ
12
ゴーストに、死神、悪魔、聖人や天使も。怖いだけではなく、思わず笑ってしまうのも、涙してしまうものも。生きている人をよく表していると思いました。『月』が好き。2021/08/19
ake7🍀 ゆるんだ人からうまくいく
10
積読本消化。原題にghostsとあるが、悪魔や死神、化け物や妖精ボガート、大天使ミカエルや聖ペテロなども登場。怖いというよりこっけいなもの、人生とは何かを教えてくれるようなものもある。①怖いもの知らずのメアリー②兵士と死神③影④欲張り⑤罪人トム・オッター⑥月⑦霧のなかの古城⑧墓場に燃える火⑨真夜中の訪問者⑩犬と幽霊11.老いも死もない国12.道連れ。「月」と「老いも死もない国」「兵士と死神」が特に印象的だった。「老いも…」は、死を恐れ、それのない世界を探して旅する事の本末転倒さを思った。2022/12/29