内容説明
カーンの教えは生きている。リチャーズ医学研究棟、ソーク研究所で世界に名を馳せた20世紀最後の巨匠ルイス・カーン。現在、益々評価が高まるカーンの思想と仕事を、その下で修業した著者ならではの臨場感あふれる筆致で、明快に説きあかす渾身の書下ろし。写真多数/詳細な年譜収録。
目次
第1部 カーンの出現は私にとってどのような驚きであったか(カーンはどのように私の前に現れたか;「リチャーズ医学研究棟」はいかに私を驚かせたか;私が脱出したその時の日本とは何であったか;フィラデルフィアはいかに私を熱狂させたか)
第2部 カーンは何を考えたか、それは私に何を考えさせたか(「ならんと欲するところ」を知るとはどういうことか;「ルーム」という考えはいかに生まれ、何を生んだか;「光と沈黙」はどこに至るのか;人は何によって建てるのか)
ルイス・カーンとはだれか
著者等紹介
香山寿夫[コウヤマヒサオ]
1937年東京生れ。60年東京大学工学部建築学科卒業。65年ペンシルバニア大学美術学部大学院修士過程修了。68年九州芸術工科大学助教授。71年東京大学助教授。86年東京大学教授。工学博士。97年東京大学名誉教授、明治大学教授。99年ペンシルバニア大学客員教授。2002年放送大学教授。作品 九州芸術工科大学、相模女子大学、千ヶ滝の山荘、千駄木の町家、東京YWCA会館、曽我・平沢記念館、関川村歴史資料館、彩の国さいたま芸術劇場、聖アンデレ教会礼拝堂、東京大学工学部一号館改修、長久手町文化の家、瀬高町立図書館、東京大学弥生講堂、聖篭中学校、可児文化創造センターalaなど
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感想・レビュー
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伊東
shota