内容説明
延喜五年(905年)に編纂に着手、延長五年(927年)に完成した『延喜式』。その中には、朝廷が崇めることを定めた神社の一覧表「神名帳」がある。そして神名帳に載せられた2861社の神社を「式内社」と呼ぶ。本書は、岡山県内の武内社を、古代祭祀研究家が訪ね調べた労作。
目次
第1章 式内社の概略(式内社とは;岡山県の式内社の概略 ほか)
第2章 美作国の式内社(佐波良神社;形部神社 ほか)
第3章 備前国の式内社(美和神社;片山日子神社 ほか)
第4章 備中国の式内社(百射山神社;足高神社 ほか)
著者等紹介
薬師寺慎一[ヤクシジシンイチ]
古代祭祀研究家。1924年生まれ。第六高等学校卒業、京都大学中途退学。中高校社会科教員を経て退職。岡山市北区吉備津在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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