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数とは何か?―1、2、3から無限まで、数を考える13章

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860643409
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

「数って何?」と質問されたら、どう答えますか?本書は、さまざまな数について取りあげ、「数とは何か」を考えていきます。

「数って何?」と質問されたら、あなたはどのように答えますか?
「あらためて聞かれると、うまく答えられない」
「数のことなんて考えずに生きてきた」
「そういえば数って何だ?」
「数学は好きだけど、答えに窮してしまう」
「実数、虚数、無限に円周率……と、数に興味をもったことはあるけど、もう一度、学びなおしたい」
本書は、位取り記数法や実数、虚数などから、無限や素数、フィボナッチ数などにいたる、さまざまな数についてとりあげ、「数とは何か」を考えていきます。

第1部
 第 1章 数とは何か?
 第 2章 10進法―位取り記数法
 第 3章 数のかけ算と割り算
 第 4章 小数
 第 5章 分数
 第 6章 負の数
 第 7章 虚数と複素数
第2部
 第 8章 無限と有限の狭間
 第 9章 素数の不思議
 第10章 √2の不思議
 第11章 円周率πの話題
 第12章 フィボナッチ数
 第13章 黄金比・黄金分割

【著者紹介】
1942年長野県生まれ。京都大学理学部数学科卒業(森毅先生に師事。)東京大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、中央大学経済学部教授。多摩美術大学非常勤講師。数学教育協議会委員長も務める。専門は確率論、数学教育。著書に『グラフィカル数学ハンドブック』(朝倉書店)『デタラメにひそむ確率法則』(岩波書店)『楽しさ発見数学IA』(数研出版)など多数。

内容説明

「数って何?」と質問されたら、あなたはどのように答えますか?「あらためて聞かれると、うまく答えられない」「そういえば数って何だ?」「数学は好きだけど、答えに窮してしまう」「数について理解を深めたい」。本書は、位取り記数法や実数、虚数などから、無限や素数、フィボナッチ数などにいたる、さまざまな数についてとりあげ、「数とは何か」を考えていきます。

目次

第1部(数とは何か?;10進法―位取り記数法;数のかけ算と割り算;小数;分数 ほか)
第2部(無限と有限の狭間;素数の不思議;〓(ルート)2の不思議
円周率πの話題
フィボナッチ数 ほか)

著者等紹介

小林道正[コバヤシミチマサ]
中央大学経済学部教授。1942年長野県生まれ。京都大学理学部数学科卒業。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。専門は確率論、数学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

9
割り算の意味には2つあるらしいけど、2つめ書いてなくね?2014/03/03

Matsui Kazuhiro

2
今まで深く考えたことのない視点で「数」を眺めることができた. 中高生向けな気もする. 14÷3 = 4..余り2 のような等号の使い方は日本の悪しき風習という記述もあり,言われてみれば納得だった. #502013/11/27

Panico

1
普段の生活でとりたてて深く考える事もなかった根源的な問い「数とは何か?」を紐解いていく。具体的な事象を交えながらアプローチをかけていく第1部と、様々な数の不思議を紹介していく第2部とで構成されていて、段階的に学べるようになっている。初等教育に携わる者にとっては第1部は結構得るものがあるのかもしれない。耳が痛い思いをする人もいそうだけどな……2012/12/26

seek

0
小数点だけを移動することに違和感を感じていた理由や、分数がイメージしやすいのは量の単位数であることがわかってスッキリする。素数の数は無限でも、数が大きくなるに従って素数の数が少なくなっていく。まるで宇宙の静かな収束に向かっていくような…2015/08/09

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