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内容説明
カートの魂の軌跡がここに―カート・コバーン自筆日記『JOURNALS』、完全対訳付きで遂に発売。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えふ
19
カートコバーンの在りし日の日記や手紙の本。成功しているにもかかわらずのダウナー系。読んでるこっちの精神まで削られそうになる。それでも自分にとってはやはりヒーローです。グランジでのアイコンとなった彼は幸せではなかったのか。でもカートのかっこよさは時代を越えることは事実だと思います。2016/06/25
allite510@Lamb & Wool
8
ショットガン自殺したニルヴァーナのVo&G、カート・コバーンの手紙の下書きや創作ノートを百数十点掲載。対訳付き。暴力的な曲と自滅的で分裂した詩の背後に、女性やLGBTや社会的弱者への差別と暴力に対する激しい怒りと絶望があったことが、はっきり伺える。彼の音楽を暴力的で陰鬱で嫌いだという人も多いのかもしれないが、彼の怒りは美しいと思う。自分も(ボーッと生きるよりは)正当に、できれば美しく怒り絶望したいという気になる。ただし決して敵を間違わず、つまらないものと戦わないようにはしたいけども。2019/05/15