オペラとシネマの誘惑

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860291440
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0074

内容説明

音楽評論家・吉田秀和氏が絶賛した天才オペラ演出家・三谷礼二が残した珠玉のエッセイ集。蓮實重彦氏へのロング・インタビュー、鈴木清順、吉村公三郎との幻の対談も掲載。

目次

アナーキーな先輩、三谷礼二について―蓮實重彦インタビュー
第1章 映画監督との対話(清順映画とオペラ(鈴木清順×三谷礼二)
映画・アクション・オペラ―『カポネ大いに泣く』をめぐって(鈴木清順×三谷礼二) ほか)
第2章 人生も夢も黒白(『地獄への逆襲』について;人生も夢も黒白「映画と色彩」―極私的な ほか)
第3章 また、めぐり来た八月に(「夢」や「詩」は危険思想;声楽の人間ライブラリー、木村先生の死 ほか)
第4章 記憶させる音楽(ベストテンを選ぶ時;三つの美しい顔 ほか)

著者等紹介

三谷礼二[ミタニレイジ]
昭和9年、東京生まれ。オペラ演出家。学習院大学四年の時に日活映画『孤独の人』に出演したため中退を余儀なくされる。その後、日活の俳優として『幕末太陽伝』『果てしなき欲望』などに出演。日活退社後、海外での数多い劇場体験を経て、同46年、東京室内歌劇場でオペラ演出家としてデビューする。とくに49年の『お蝶夫人』は、独創的な演出が大反響を巻き起こし、音楽評論家・吉田秀和氏が「日本一の演出家」とその傑出した才能を絶賛した。しかし、この頃から病魔に冒され、入退院を繰り返し、平成3年に心不全で死去した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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