本を読む兄、読まぬ兄―吉野朔実劇場

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860110703
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

目次

本を読む兄、読まぬ兄
ルイス・キャロルのワニの歌(他人の本棚;プレゼントしたくなる;幸運か不運か;神様の猫;本をつくる ほか)
対談 ボリビアに猿なんていねえんだよ
絵本探偵の事件簿(絵本探偵;絵本探偵上野を行く;絵本探偵再び上野へ;馬を読む;プラネタリウム ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

41
こんなに本と動物を愛し。本に携わる人の死に涙するあなたがもう逝く…!ひねくれ春日武彦先生と行動をともにし、行間(コマ間)に繊細な心覗く。平山夢明と「ボリビアに猿なんていねえ!」て対談、内容で『二銭銅貨』を平山さんすすめてるが本当に救いのない子どもの話、これ私も平山さんに06終わりごろに進められたから約10年前にはボリの話あったんだな、など懐かしく。春日先生は昨年自らの危うさを「占い師に行く」という超解決図り何と増刷重なる大ヒット…吉野さんお若すぎる。春日・平山をあなた以上に美味く描ける方はいなかった。合掌2016/05/07

kana

32
じわじわくるブックエッセイ漫画。じわじわといっても、読んでいるうちにじわじわ好きになってやめられなくなる、するめいかみたいな感じ。私は毎号(連載は隔月だけど)、「本の雑誌」でこのエッセイを読んでいるうちに欲しくてほしくて仕方なくなって、本屋になくて、図書館で借りてきました。犬が可愛い。特に目。それから趣味の合う友人が仕事を通じてこんなにたくさんいる吉野さんが羨ましい。穂村弘さんとお酒飲みながら、お札の絵は鉄腕アトムにすればいいのになんて語り合うのも素敵。うーいいなぁ。2013/04/14

ぱんちゃん

13
[再読]本へのテンションが下がってくるとこのシリーズを何となく手に取ります。本の雑誌社に掲載されていたショートの、本にまつわるあれこれ。小学校の頃から叔母の影響で吉野朔実さんの漫画が大好きで、その繋がりで集めています。この本への執着!探求心!精神や心理の掘り下げが深い作風の漫画家さんなのでその方の仲間たちとの熱い本談義が楽しい!読メ登録前、他人の本棚の話を何度も思い出しながら、それでも楽しそうな誘惑にかられて登録したんでした。自分の趣向が駄々漏れの読メの本棚はやはり少し恥ずかしい。2014/09/20

やまゆ

11
吾妻ひでおの「失踪日記」は確かに壮絶でした。吉野さんのように世間が驚いた、あの吾妻ひでお先生が!というので話題になりましたね。彼女の行きつけの書店員さんのように、本のことをきちんとわかっているようになりたい…。2015/03/14

せっちゃん

10
図書館本。なんだか不思議な本でした。2022/09/05

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