ワニブックスPLUS新書<br> 動物たちの悲鳴が聞こえる―続・それでも命を買いますか?

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ワニブックスPLUS新書
動物たちの悲鳴が聞こえる―続・それでも命を買いますか?

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  • サイズ B40判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847061370
  • NDC分類 645.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

女優・杉本彩は女優であるとともに、熱心な動物愛護活動で知られる。現在、公益社団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長を務める著者が、4年前に上梓して反響をよんだ『それでも命を買いますか?』に続き、動物福祉後進国である日本の現状に警鐘を鳴らす。2019年6月に改正された動物愛護法の意味と意義、そして変わらぬペットビジネスの闇や畜産度物、実験動物の悲惨な状況など、「カワイイ」「美味しい」では済まされない動物たちの「悲鳴」と問題点、そして私たちに何ができるかを問う。

第1章 この国の動物たちを取り巻く“2つの事情”
1. SNS社会が動物を殺す――ネットにはびこる“虐待自慢”
2. 行政は動物を殺さなくなったのか――殺処分ゼロを考える
第2章 動物愛護法改正、その評価と課題――何が変わり、何が変わらなかったのか
第3章 「かわいい」の向こう側に巣食う闇――そこに命の尊厳はあるか
1. いまだ終わらないペットショップでの悲劇
2. テレビ番組の無自覚という罪――動物は「視聴率を稼ぐ道具」ではない
3. 日本の動物園は、学びの場所か、見世物小屋か
第4章 人間のために失われる“命”に感謝と尊厳を――アニマルウェルフェア

内容説明

2019年、動物愛護法が改正され、動物虐待の厳罰化が実現した。この改正のプロセスに、積極的にそして深くかかわってきたのが、著者と著者が理事長を務める、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaである。ペットビジネスの闇に深く切り込んだことで衝撃を与えた前作『それでも命を買いますか?』から4年、Evaの歩みのなかから浮かび上がってきた動物たちをめぐる、いまだ終わらない過酷な状況を多くの方々に知ってもらうべく、再び著者は筆をとった。「動物にやさしい社会は、人間にとってもやさしい社会」という著者のまっすぐで真っ当なメッセージは、まさにこの国の「今」を問い直す言葉に他ならない。

目次

第1章 この国の動物を取り巻く“2つの事情”(ネットにはびこる“虐待自慢”―SNS社会が動物を殺す;行政は動物を殺さなくなったのか―殺処分ゼロを考える)
第2章 動物愛護法改正、その評価と課題―何が変わり、何が変わらなかったのか(「厳罰化」への道1―現行法の限界を痛感した事件;「厳罰化」への道2―あきらめない思いと“25万筆の署名”が生んだ奇跡 ほか)
第3章 「かわいい」の向こう側に巣食う闇―そこに命の尊厳はあるか(いまだ終わらないペットショップでの悲劇;テレビ番組の無自覚という罪―動物は「視聴率を稼ぐ道具」ではない;日本の動物園は、学びの場か、見世物小屋か)
第4章 人間のために失われる“命”に感謝と尊厳を―アニマルウェルフェア(畜産動物、実験動物という「崩せない牙城」―法改正でも置いてけぼり;動物ファーストの畜産を―アニマルウェルフェアを知っていますか ほか)

著者等紹介

杉本彩[スギモトアヤ]
1968年、京都市生まれ。女優・作家・ダンサーのほか、コスメブランド「リベラータ」などのプロデューサーとしての顔も持つ。20代から始めた動物愛護活動の経験を活かし、現在は、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長。動物虐待を取り締まるアニマルポリスの導入や動物福祉の整備を行政に訴え、さらに講演などを通して、積極的に動物愛護の普及啓発活動を行っている。2019年6月に成立した改正動物保護法にも大きな役割を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

26
まあ、動物を金で買うとなったらそりゃあ工業製品のように見栄えの良いモノを大量生産して、売れなかったら大量廃棄するようになるでしょうね。命のある動物でそれをやる嫌悪感はありますが、だが、普段から命あるモノを食べて生きているから同じことでは?という葛藤もあります。賛否あると思いますが、読んでみて損はない本です。2020/08/31

天使

13
前作を読んでいないがこれだけでも勉強になる 視聴数稼ぎの為SNS・メディアで虐待まがいの映像が流れても看過する視聴者、大量生産・流通のみを考え病気・不良在庫の場合簡単に犬猫を遺棄するビジネス、動物の元の生育環境を考慮しない動物園、苦痛を和らげようと努力がしない畜産業 法改正や意識の変化、またそれによる処分数減少など多少前進はある、しかし行政が引き取りを拒む事で行き場がない犬猫が増えそれが処分数減少に含まれる等形骸化してる法もある "かわいい"で見過ごされがちで開拓されない分野である為目を向ける必要がある2020/02/09

ふぇるけん

11
前作に引き続き読了。『黒ムツ』など動物たちが置かれている見るに堪えない事実の連続。そんな絶望的ともいえる状況の中で一歩でも社会を良くしていこうという著者に頭が下がる。私自身、ペットビジネスの置かれている闇についてはある程度知識があったのでペットを飼うこと自体を避けているのだが、周りではペットを飼う家庭が多数、多くは生体展示を行っている「日本では」普通のペットショップで購入したのだろう。改善のための一つの道は教育ではないか、社会科や総合の授業でこういった闇の事実を知らせてはいかがなものか。2020/07/18

ののまる

10
今更ながら知ったことがたくさんあった。日本がこんなにアニマルウエルフェア(動物福祉)で遅れているなんて。今日からできることがある。2020/08/23

Youhei Takatsu

8
人類のエゴでつらい想いをしている動物がいるということがよくわかりました。ペットの立場に立ってじっくり考えてみるのも良いのではないでしょうか? 動物愛護の観点から食肉加工等も考えると、最終的には環境問題にもたどり着きます。安易にペットを飼わず、安易にペットを手放さず、安いというだけで安易に肉を選ばないということ。最終的には人類に跳ね返ってきます。2020/04/07

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