内容説明
２２歳の夏、僕は銀行を辞めた。バブル絶頂期に大学を卒業した「僕」と仲間たちが問う「失われた十年」―。新世代の写真家が描く、等身大の経済フォト・ノンフィクション。
目次
たくぎん北新宿社宅
ジュリアナ東京
銀行員
山一証券本社ビル
超売り手学生
新聞記者
バイト学生
新宿区富久町
著者等紹介
小林キユウ［コバヤシキユウ］
本名・小林紀雄。１９６８年長野県茅野市生まれ。写真家。９０年４月に東洋大学経済学部卒業後、銀行に就職するも３ヵ月で退社し、同年７月に新聞社入社。７年半の記者生活を経て、９８年よりフリー。今までにない表現方法を常に模索する新世代の写真家として注目されている。著書にフォト・ノンフィクション『トーキョー・オムニバス』『トーキョー・キッチン』（以上、リトル・モア）、写真集『インド・ノート』（文英堂）など。第３２回準太陽賞、第４回写真「３．３ｍ２展」グランプリなどを受賞
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