シネ・ミュージック講座―映画音楽の100年を聴く

シネ・ミュージック講座―映画音楽の100年を聴く

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845998883
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

内容説明

1994年の暮れ、秋山邦晴と武満徹のたまたまの雑談の中から、二人で映画音楽の歴史を語り明かして、一冊の本にしようというプランが生まれた。しかし1996年、奇しくも同じ年に両氏が相次いで急逝され、企ては夢に終わった。本書はその意図を酌んで、秋山邦晴が1995年にNHK・FMで十回にわたって放送した「映画音楽の100年史」の原稿を中心に、生前に残していた武満徹との放送と劇場でのトーク・ショーの対談を収録してまとめ、二人によって果たされなかった夢のかけがえとするものである。

目次

映画音楽の新しい構造(音楽の新しい単位・構造;映画における現実音の表現;諸感覚へのトータルな演出;映画音楽の新しい方向)
映画音楽の100年を聴く(初めに音楽ありき;1920年代における映画音楽の実験;フィルムが喋る!―トーキー時代の幕開け;音響の世界が広がった―電気楽器の登場 ほか)
武満徹を迎えてシネ・ミュージック談義(日本の映画音楽;演出する映画音楽)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

子音はC 母音はA

3
いい音楽が必ずしもいい映画音楽にならないことを先人達は肌で感じて、より細かいカット割りに合うように瞬間的な音の構築や音響に拘りを見せるようになった。興味深かったのはグリーナウェイの「数に溺れて」のナイマンの作曲の意図。滅茶苦茶、構造的作曲。2014/07/20

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