感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jimmy
2
ようやく読み終えましたが、最後の和田誠の評論が一番面白かった。続いて積ん読「ヒッチコック・トリュフォー 映画術」に取り掛かります。2018/11/21
Gen Kato
2
執筆陣は豪華だしストーリー紹介は精密。だけど、植草甚一の文章がちょっとおかしい。亡くなる直前に書かれたものらしいけど、うーむ…2018/03/04
でろり~ん
1
満足でした。映画を読むなんてことは、どだい無理のある行為なのだろうけれど、意味はあったように思う。カットのつなぎで魅せるのが映画監督の演出なのだとすれば、その基になったストーリーを追体験するのは観客という立場から一歩踏み込んだ解釈の働きを持つのでは、と感じたことが満足感を担っている。それに、この本を作っているのが、言わば映画オタクなので、なかなかに細かい部分まで触れられていて、嬉しさ、みたいな感覚も味わえた。ハリーの災難が好きなんだけれど、そですか、人気の無い作品だったんですねえ。なんだかなあ。でも満足。2016/09/25