内容説明
作品と観客を結ぶ思考の原点とは。世界的なキュレーターが迫る、現代アートのシステムがつくられるまでの歴史。
目次
ウォルター・ホップス
ポントゥス・フルテン
ヨハネス・クラダース
ジャン・レーリング
ハラルド・ゼーマン
フランツ・マイヤー
セス・ジーゲローブ
ヴェルナー・ホフマン
ヴァウテル・ザニーニ
アン・ダノンコート
ルーシー・リパード
著者等紹介
オブリスト,ハンス・ウルリッヒ[オブリスト,ハンスウルリッヒ] [Obrist,Hans Ulrich]
ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー共同ディレクター。前職はパリ市立近代美術館のキュレーター
村上華子[ムラカミハナコ]
東京大学文学部卒業後、東京芸術大学大学院映像研究科修了。パリ第8大学造形学部博士課程在学中。現在ポーラ財団による若手芸術家在外研修助成を受けてフランスを拠点に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Koichi Tamura
4
現代アートを作った、そうそうたるキュイレーターのインタビューのまとめ。 海外のキュレーターはあまり知らないので、そういう意味では良かったが、もっと調べながらじっくり読まないと厳しいですね。2014/03/26
hamama
1
語り手はいつまでもいるとは限らないと改めて。2015/06/25
TAKAMI
1
コンテンポラリーアートをつくったスターキュレーターたちへの貴重なインタビュー集。これを読むと近代アートにどういう歴史があり、その中でどう新しい取り組みにチャレンジしてきたかが断片的にはわかるが、いかんせん知識がなさ過ぎてついていくのに精いっぱい。その中でも共通して出てくるアーティストやキュレーター、批評家や歴史家の名前から、少しずつ形が見えてくるかな、という。コンセプチュアルアートの歴史を改めて勉強し、また読み返してみたい。2015/05/22
st
1
面白い時代に面白く生きたレジェンドたちの物語。さて、今の時代を自分は面白く生きたていけるか?(ちなみに、この本「攻殻機動隊」のように欄外のネタがポイント)2014/12/07
ayaMurakami
0
キュレーターのオーラルヒストリー。拾い読みも楽しい。2017/05/30