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内容説明
戦うアートが社会を動かす。アーツ&クラフツ、ダダイズム、バウハウス、フルクサスから現代を生きるアーティストへ…。
目次
イントロダクション アートという戦場―ソーシャルアートの世界へ
1 ライフスタイルを予言するアーティストたち―新しいソーシャルアートの世界へ(“死”と向かい合う―戦場写真家・亀山亮;“性”を深める―SMアーティスト・Midori ほか)
2 これが、世界を動かしたソーシャルアート史!―アヴァンギャルド(前衛)からアリエール・ギャルド(後衛)へ(アーツ・アンド・クラフツ(1861~)
ダダ(1916~1922) ほか)
3 アクティヴ・オーディエンスの世界へ―新しいパブリックな世界を作る(“コラボ”をする―現代美術家・川俣正;“カフェ”を開く―文化実践家・熊倉敬聡 ほか)
ソーシャルアートQ&A
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわちき
1
ざっくり読み 色々なソーシャルアート実践のあり方の紹介の本。地方芸術祭大国となった日本で、その必要性を考える材料になるかも2014/10/31
doji
0
アーツ&クラフツから辿る芸術の歴史はそのまま社会へのひとつの時代的なアティチュードになっていることを感じるし、それはそのまま芸術と社会の関係について考えざるをえない。それぞれの寄稿も読み応えあったし、なにより芸術で戦っているひとたちの本だ。2016/07/17
ryo_zz
0
社会と「戦う」アート、ソーシャルアート入門。ソーシャルアートは新奇なモードを表現するアーティストの問題にすり替えられるべきではなく、作品作りと並走しながら大衆を巻き込んでいくダイナミックな社会構築だと強調する。<社会デザイン><性><身体><脱美術館><労働の革新><小さな共同体><新しい政治化>とセグメント分けしており、社会を越境するアートを語っている。個々の内容もそうだが、社会的アート活動という新たな枠組みを本全体から与えられたような感じ。2011/10/11
とまる
0
美術館に飾られているのだけが「アート」か?きっと、経験を表現する全手段=アートであり決して所謂「芸術家」のみの物ではないんだ。と思えた。2011/02/13
kaz
0
ソーシャルアートについて、わかったような、わからないような。まあ、やはりよくわからないが、迫力、あるいは時代の流れのようなものだけは感じられた。図書館の内容紹介は『アーツ&クラフツ、ダダイズム、バウハウス、フルクサスから現代を生きるアーティストへ…。作品づくりと併走しながら大衆を巻き込んでいくダイナミックな社会づくりがソーシャルアーツ。社会を動かす戦うアートとは?』。 2020/12/11