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情報社会を知るクリティカル・ワーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845904600
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

内容説明

本書は情報化する社会を知るための用語集である。だが、単なるコンピュータ用語集ではない。情報社会と現代思想の両方を射程に入れ、思想系、芸術系の用語を積極的に取り上げた。ほぼ10年を単位として、その時代背景と思想とを描き出した概説と、その時代を代表すると思われる用語および人名から成っている。20世紀の前半は「1950年代以前」として一括し、また、2000年以降もひとくくりとしたので、全体は六つの部分に分かれている。巻末には、年表と索引とを付した。

目次

第1章 50年代まで…第二次大戦終結から冷戦へ軍事と結合した“情報科学”の誕生
第2章 60年代…大型コンピュータの全盛期、情報社会論とマクルーハン学説の台頭
第3章 70年代…高度経済成長とその矛盾、ME化、ロボット化、情報化の始動
第4章 80年代…世界保守化、バブル経済、ポストモダニズム、“高度情報化社会”の到来
第5章 90年代…バブル崩壊、インターネットの普及と電子コミュニケーション時代
第6章 2000年以降…サイバーテロと新しい監視社会の出現、9・11以降の世界

著者等紹介

田畑暁生[タバタアケオ]
1965年生まれ。東京大学大学院(社会情報学)修了。神戸大学発達科学部助教授。専門は情報社会論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。