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クリエイティヴ脚本術―神話学・心理学的アプローチによる物語創作のメソッド

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845903498
  • NDC分類 901.27
  • Cコード C0074

内容説明

古くから愛されてきた神話、伝説、おとぎ話…。ユング、キャンベルらの思想を駆使したシナリオ講義の最高峰。

目次

1章 ストーリーの存在意義を探る(ゴールデン・パラダイムの発想;いにしえの名作物語が生まれた理由;いにしえの名作物語が出来上がったプロセス ほか)
2章 ストーリーの構造を徹底解剖する(物語に秘められた言語(メタファー;アーキタイプ)
秘められた真実
ゴールデン・パラダイム ほか)
3章 ストーリーを創作する(創作のプロセス;現実の擬態(イミテーション)
素材源 ほか)

著者等紹介

ボネット,ジェームス[ボネット,ジェームス][Bonnet,James]
脚本家、アストリア・フィルムライツ主宰。俳優としてブロードウェイのヒット作『キャンポベロの日の出』でジェームス・ルーズヴェルト役を好演した経験もある。脚本家に転身後、23歳で人気テレビシリーズ『若者の河(青春の河)』の脚本を書いたほか、40本を超えるテレビドラマや映画の脚本を担当。またアメリカ脚本家協会の理事に2度選出されている。物語創作の研究に献身しており、その集大成ともいうべき『クリエイティブ脚本術』を発表以降も、新たに得た研究成果を発表したり、読者からの発見をとりいれる場としてメイリング・リストを活用している

吉田俊太郎[ヨシダシュンタロウ]
翻訳家。ロンドン、バルセロナを拠点にテレビ・ディレクター、ライターとして活動後、2000年に帰国。現在はテレビ・映画関係を中心に翻訳活動をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

弦舞茶

5
★★☆2015/08/16

tetutomita1985

2
「文字の登場によって、物語は創作される可能性を失った。」神話をはじめとする物語は古来、口伝により語り部の無意識を内包しながら誇張、編集されてきたものであり、その過程でドラマ的な強度を自然に獲得してきた。文字の登場により書き手が物語を固定することが可能になって、口伝過程でドラマ性が強化される可能性は失われた。2012/10/18

代理

1
わかりにくい図と聞きなれない単語と読みづらい文章でまずビビるが、第三部からグッと面白くなる。クライマックスに向けて、著者が言うところの『上昇のパッセージ』を感じ、薄ぼんやりと『歓喜するもの』が見えるw最後の引用からして、やっぱりあらゆる創作系のアドバイスは『いいからやれ』ってことかも。もちろんその一言が欲しいからこういう本を読むんですが2014/09/14

松田望

1
ハリウッドの映画作法と神話や心理学と統一した理論を作ろうとする試み。そもそもこれ以前にユングやジョーゼフ・キャンベルを理解しなければならない、というハードルが高い。それら専門用語に加え筆者がどんどん造語していく。この本を理解するためには関連書籍をかなり読み込まなければならない?2013/07/29

常磐条(ときわとおる)

1
ジョーゼフ・キャンベルの物語論がいかに心理学と深く結びついていたかを客観的に気づくきっかけになりました。いかにも父権社会だなということが、、、カモフラージュがとけてしまうと、「ヒーローは物語を通して成長しなければならない」と言われるのがけっこうキツいですね。。水戸黄門のような毎度お決まりのストーリーを繰り返すのを、喜んで見ている日本人ですからね。2013/06/01

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