感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toru Sakakibara
3
雲野曹長が大戦初期の勝ち戦さから、ボロボロに負け国が亡びてしまう敗戦までを生き抜き成長していく。 本土防空戦になってからが本当の人間の闘いなんですね。 圧倒的な強さの敵に、身を呈して戦いを挑んでいくわけですが、巨大な獣に苦労してやっと一矢報いるような状態。その間にどんどん母国の街は焼き払われ愛する者たちは無残に殺されていく。ある日雲野は撃ち落とされて、落下傘降下し人事不省のところを、美しい心をもった女性に救われる。 そんな身体も心も救済された邂逅の中から、雲野は「生きるとはなにか」を自問し悟っていく。 2018/02/28
hesofesta
1
ebookjapanで無料だったので。戦記ものにしては奇麗すぎで、軽い話になっている様な気がします。2014/05/17