インターネット音楽著作権Q&A

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845609949
  • NDC分類 021.2
  • Cコード C3073

出版社内容情報

ネット上での音楽著作権にまつわる疑問の数々に、『よくわかる音楽著作権ビジネス』シリーズの著者、安藤和宏氏が丁寧に回答します。疑問の中にはネットを通じて公募したリアルな質問も多数含まれ、即、役立つこと請け合い! 米国では音楽交換ファイルの使用で一般ユーザーが提訴されるなど、事態は風雲急を告げています。安心してネットで音楽を利用するには、本書は必読の書と言えるでしょう。
◎日本図書館協会選定図書

【CONTENTS】

■個人サイトの疑問

Q01
ウェブサイトに歌詞を掲載する場合、どのような法律上の権利が働くのでしょうか。また、ウェブサイトを使って音楽配信する場合は?

Q02
楽曲の歌詞をウェブサイトに掲載したいのですが権利者を探すにはどうしたらよいのでしょうか?

Q03
歌詞がブックレットに掲載されていないレコードから歌詞を聴き取って紹介しているサイトがあります。
これは問題ないのでしょうか?

Q04
既成曲の歌詞やメロディーを作り変えてウェブサイトに掲載する場合、著作権法上、どのような問題があるのでしょうか?

Q05
4小節までなら他人の曲を自由に利用できると聞きました。この範囲であれば、他人の曲をウェブサイトに掲載しても問題ないのでしょうか?

Q06
既成曲のギターやベースのタブ譜やドラムのリズム譜をウェブサイトに掲載しようと思います。著作権法上、どのような問題があるのでしょうか?

Q07
既成曲のコード譜をウェブサイトに掲載しようと思います。著作権法上、どのような問題があるのでしょうか?

Q08
ウェブサイトに楽曲解説のために譜面を載せたいと思っています。どこまでなら引用として認められるのでしょうか?

Q09
日本のクラシックといわれる過去の名曲の楽譜をウェブサイトに掲載したいと思います。何か問題はあるでしょうか?

Q10
外国のクラシックを集めて楽譜としてウェブサイトに掲載したいのですが何か問題はあるでしょうか?

Q11
著作権の保護期間が満了した楽曲だけを集めてウェブサイトでMP3で音楽配信をしたいと考えています。この場合、使用料を支払わなくてもいいんですよね?

Q12
著作権の保護期間が満了したクラシックのアレンジ譜を個人のウェブサイトに掲載したいと思っています。何か法律的な問題はあるでしょうか?

Q13
大好きなスネオヘアーの歌詞を個人のウェブサイトに掲載したいと思います。使用料はいくらかかるのでしょうか?

Q14
収入のない個人のウェブサイトに楽譜を掲載する場合、JASRACがインタラクティブ配信について管理していない曲の著作権使用料はどうなりますか?

Q15
他人が作成したMIDIデータをコピーして自分のウェブサイトに掲載してはいけないのですか?

Q16
ウェブサイトのアイコンをクリックしたら音が出るようにサントラ盤CDからSEを抜いて使っています。何か法律的な問題はあるでしょうか?

Q17
自分で購入した著作権フリーのサンプリングCDの音源をウェブサイトからダウンロードできるようにしたいのですが何か法律的な問題はあるでしょうか?

Q18
サンプリングを利用して新たな楽曲を創作し、それをウェブサイトで公表したいと考えています。原型を留めない程に作り変えた場合も問題はありますか?

Q19
個人のウェブサイトで楽曲の批評をしています。レコード会社のウェブサイトにリンクを張って対象楽曲を試聴できるようにしたいのですが、問題はありますか?

Q20
個人のウェブサイトで音楽配信をしていたのですがアクセス増加に伴いバナー広告を入れたいと思います。この場合、商用配信になってしまうのでしょうか?

Q21
インターネットのストリーミングで10人程度の友人にレコードを利用したDJ番組を制作して配信する場合、音楽の権利処理は必要なのでしょうか?

Q22
自宅で複数のパソコンを1人で使用しているのですが購入したCDをMP3にエンコードして複数のパソコンに複製して聴くのは問題でしょうか?

Q23
非営利の個人サイトで着メロの配信を無料で行う場合、使用料はどうなりますか?また、有料で配信するといくらになりますか?

Q24
JASRACでは音楽配信に関する著作権使用料について減額措置を講じているそうですが具体的にどのようなものでしょうか?

Q25
個人のウェブサイトで着うたの配信を無料で行いたいと考えています。どうすればできますか?

Q26
アーティストのファンサイトを作って完全ディスコグラフィーを掲載したいと思っています。レコードのジャケット写真の掲載って違法ですか?

■公式&商用サイトの疑問

Q27
CD通販サイトに試聴コーナーを作って楽曲の一部を無料で聴けるようにしたいと考えています。どうすれば可能でしょうか?

Q28
JASRAC会員の作家なのですが自分の作品をホームページ上で公開したいと思っています。どのようにすれば使用料は免除されますか?

Q29
プロダクション所属アーティストのレコードをウェブサイトで試聴させたいと思っています。どのような手続きを取ればよいのでしょうか?

Q30
所属アーティストのプロモーション・ビデオを45秒だけウェブサイトで無料配信したいのですが、どうすればできますか?

Q31
ストリートで活動しているアマチュア・ミュージシャンです。自分たちの演奏をウェブサイトで生中継する場合、法律的にはどのような問題があるでしょうか?

Q32
インディーズ・メーカーを運営している者ですが1曲200円でダウンロード販売をしたいと思っています。著作権使用料はどのくらいかかるのでしょうか?

Q33
自分が創作した楽曲を音楽配信したいのですが盗作されるのが心配です。どうすれば自分の楽曲を守ることができるのでしょうか?

Q34
日本だけでなく外国に向けて音楽配信をしたいのですがJASRACではどのような対応をしているのでしょうか?

■法律・用語に関する疑問

Q35
音楽配信のニュースでよくDRMという言葉が出てきます。どういう意味ですか?

Q36
アメリカで流行しているというアップルコンピュータの音楽配信サービス「iTunes Music Store」について教えてください。

Q37
最近、レコード会社と結ぶ契約書の印税計算式に配信控除という言葉がよく登場します。これはどのようなものでしょうか?

Q38
インターネット放送と放送・有線放送の法的な違いを教えてください。

Q39
ストリーミング配信されている音楽または映像を専用ソフトウェアを使って録音・録画したいのですが著作権法上の問題はありますか?

Q40
最近よく耳にするコピーコントロールCDについて教えてください。

Q41
インターネットで配信されている音楽のコンテンツに電子透かし技術によって埋め込まれている権利管理情報を削除する行為は違法であると聞きましたが本当ですか?

Q42
コピーガード・キャンセラーのプログラムをウェブサイトに掲載する行為は違法ですか?

Q43
プロバイダー責任制限法という法律が施行されたと聞きました。その内容について具体的に教えてください。

Q44
JASRACは違法サイトに対してどのような対策をとっているのでしょうか?

Q45
アメリカで起きたナップスター訴訟について具体的に教えてください。

Q46
ソリバダというファイル交換サービスに関する訴訟が韓国で起こったそうですが具体的な内容を教えてください。

Q47
日本でもファイル交換サービスが大きな問題となっていますがその内容を具体的に教えてください。

Q48
アメリカでファイル交換サービス訴訟に関して重大な判決が下されたと聞きました。具体的にその内容について教えてください。

Q49
日本の法人(または個人)がアメリカの曲を国内のサーバーを使って無許諾で有料配信した場合、アメリカで裁判が起こされることはあるのでしょうか?

Q50
インターネット上で音楽の著作権侵害が行われた場合、どこの国の法律が適用されるのでしょうか?

■付録
使用料規程
契約書フォーマット
音楽著作権用語集

内容説明

インターネット上での音楽著作権にまつわる疑問の数々に、『よくわかる音楽著作権ビジネス』の著者が丁寧に答える。インターネットで公募したリアルな疑問も多数収録されていて、即、役に立つこと請け合い。このネット時代に、まさに必読のアイテム。

目次

個人サイトの疑問(ウェブサイトに歌詞を掲載する場合、どのような法律上の権利が働くのでしょうか。また、ウェブサイトを使って音楽配信する場合は?;楽曲の歌詞をウェブサイトに掲載したいのですが権利者を探すにはどうしたらよいのでしょうか?;歌詞がブックレットに掲載されていないレコードから歌詞を聴き取って紹介しているサイトがあります。これは問題ないのでしょうか? ほか)
公式&商用サイトの疑問(CD通販サイトに試聴コーナーを作って楽曲の一部を無料で聴けるようにしたいと考えています。どうすれば可能でしょうか?;JASRAC会員の作家なのですが自分の作品をホームページ上で公開したいと思っています。どのようにすれば使用料は免除されますか?;プロダクション所属アーティストのレコードをウェブサイトで試聴させたいと思っています。どのような手続きを取ればよいのでしょうか? ほか)
法律・用語に関する疑問(音楽配信のニュースでよくDRMという言葉が出てきます。どういう意味ですか?;アメリカで流行しているというアップルコンピュータの音楽配信サービス「iTunes Music Store」について教えてください。;最近、レコード会社と結ぶ契約書の印税計算式に配信控除という言葉がよく登場します。これはどのようなものでしょうか? ほか)

著者等紹介

安藤和宏[アンドウカズヒロ]
1963年生まれ、東京都葛飾区出身。東京学芸大学卒業。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパンを経て、著作権コンサルタント会社、株式会社セプティマ・レイを設立。現在、同社の代表取締役、著作権法学会会員、桜美林大学非常勤講師。専門は著作権法、音楽ビジネス論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。