日本人事―人事のプロから働く人たちへ。時代を生き抜くメッセージ

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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845213238
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3034

目次

第1章 共感・実行人事(進化と実行;人の力は「仕組み」によって生かされる;共感と信頼―課題解決の糸口は現場にあり;本質を知る―重要なのは、幅広い経験と自分で考える力)
第2章 グローバル人事(人の心をつかむ―グローバル化のカギは、やはり「人事」;現場主義と思いやり―「明日に向けて今日から」始める;答えを実現する仕事―人事は、あるべき姿を論じてはいけない)
第3章 キャリア育成人事(信条はフェアネス―会社は、個人が活躍できる舞台であり;競争と戦略―人事パーソンのキャリア形成は、デュアルラダーで;いつも「WHAT’S NEW?」―プロ意識を持ってキャリアの幅を広げる)
第4章 場づぐり人事(中庸の精神―人事はチェンジエージェント。人ひとりを大切に;日常の修羅場―“のたうち回る場”をつくる;半歩先を行く―クールヘッドで考え、ウォームハートで臨む)
第5章 経営人事(社会正義と利益の両立―人事は、常に経営と向き合う;“汗を流す”社員に光を当てる―会社の成長の時間軸を見極め、経営に向き合う;人事は経営―一体意識を常に持ち続ける)

著者等紹介

斎藤智文[サイトウトモフミ]
株式会社組織と働きがい研究所代表取締役、多摩大学客員教授、Great Place to Work Institute Mexicoシニアリサーチャー。1957年北海道生まれ。中央大学商学部経営学科卒業。社団法人日本能率協会で能力開発部マネジャー、人事革新センター部長などを歴任。2003年日本能率協会コンサルティングチーフコンサルタント、05年Great Place to Work Institute Japanチーフプロデューサーを経て、08年に独立

溝上憲文[ミゾウエノリフミ]
1958年鹿児島県生まれ。ジャーナリスト。明治大学政治学部政治学科を卒業。新聞、ビジネス誌、月刊誌、人事専門誌などで、経営、人事、雇用、賃金、年金問題を中心に執筆。日本労働ペンクラブ会員。財団法人労務行政研究所編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuichi Tomita

5
これまたなぜ買ったのか思い出せないくらい放置していたが、読んでみた。 人事パーソン15名のキャリアや考えていたことが述べられている。苦労話や成功談などもあるが、何よりも「人事は社員の幸せのために働く」というところが共通していた。 私は人事パーソンではないが、人事は経営そのもの、人事以外の仕事も知るべき、現場を知るべき、数字もわかるべきなどのコメントは、私の業務とも繋がるところがあり、よく理解できた。2021/02/04

tkokon

4
【背筋を正す】人事のプロ・大物たちへのインタビュー集。○「常に3年後の人事制度を考える」○「企業格差は人材格差、人材格差は人事部もの力量格差。人事が強くなくて強い会社なんてありえない」○「人事が完璧な制度をつくろうとすればするほど、逆に社員を子ども扱いしていることになるのではないか」○「20年先を見て、10年もつ制度を設計し、5年もったら乾杯しよう」●インタビューものは、どうしても個別のエピソードがあっさりしすぎてしまいがちだが、人事に対する姿勢や「人事とは」といった各人なりの解釈に、背筋が伸びた2016/02/12

ワッピー

2
人事という仕事の特殊性、企業の命運を左右する重要性が伝わってきます。業種・会社は違えど、「人」にかける情熱、「心意気」が一番のメッセージですね。今回は大手・有名企業が紹介の中心でしたが、人事の領域に関わる担当者は、企業の規模にかかわりなく、人には言えない苦労をしているのではないかと感じます。2012/02/26

ケニオミ

2
人事プロフェッショナル15名の人事に関する考えを集めた本です。さすがに修羅場をくぐり抜けてきた兵(つわもの)ばかりなので、言葉に重みが感じられます。私が今まで仕事でしてきた苦労など、苦労の数にも入らないです。特にビジネス界で男性に伍してきた女性の苦労たるや如何ばかりかと思ってしまいます。どの言葉も噛みしめながら読みましたが、心に一等残ったのは、「思いは叶う。叶うまで絶対にあきらめない。」という石田由美子氏の言葉です。この本を読んで仕事に対する認識を改めようと思いました。読んで必ず得るものがある本です。2011/11/04

aiko

0
半分くらい読んだ。人事担当者の経歴話が多く、イメージしてたのと少し違った。人事の花形はおそらく採用だと思うが、本書は、成長中の会社の福利厚生の制度作りなどの話が多かった気がする。会社経営の上での人事制度の大切さを実感。

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