内容説明
本書は大学で土質力学を学ぶ際に利用する演習書として作成したものである。全部で約２２０問にも及ぶ問題を作成。そこで、基本問題と応用問題とに分けて、自分の達成度に応じて問題を選べるようにした。また、計算問題だけでなく記述問題に答えることも大切なので、記述問題も別個に含めた。本書の問題を順番に解いていくと自然に理解できるように工夫。解答の導き方が理解できるように、基本問題では正解を詳しく記述。また、単位や有効数字を正確に答えることも大切なので、それも正解の中に丁寧に記述。第８章に総合問題を設けた。また、公務員試験ではどの程度の問題が出るのか分かるように、公務員試験問題の例も巻末に示した。各章の最初のポイントを設けて、本書で用いる記号や式を示し、演習問題を解く際に混乱しないようにした。
目次
第１章 土の基本的性質
第２章 土の中の水
第３章 土の圧密
第４章 土のせん断強さ
第５章 土圧
第６章 地盤の弾性沈下と支持力
第７章 斜面の安定
第８章 総合問題
著者等紹介
安田進［ヤスダススム］
１９７５年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、東京電機大学教授。工学博士、技術士（総合技術監理部門、建設部門）
片田敏行［カタダトシユキ］
１９８０年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、武蔵工業大学教授。工学博士
後藤聡［ゴトウサトシ］
１９８７年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、山梨大学助教授。工学博士、技術士（建設部門）
塚本良道［ツカモトヨシミチ］
１９９３年英国ケンブリッジ大学大学院博士課程満期退学。現在、東京理科大学講師。Ｐｈ．Ｄ．
吉嶺充俊［ヨシミネミツトシ］
１９９２年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。現在、東京都立大学助教授。博士（工学）
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