内容説明
平面構成術や色彩論などからビジュアル制作の助けとなる技法を集めて、実用的に解説したガイドブック。美術やデザインに関する特別な理論の学習経験がなくても、効果的なグラフィックの制作に役立てられるような内容となっている。
目次
第1章 ものづくりの手がかり―「考」の技法(ムードボード;プレゼンテーション ほか)
第2章 点と線とで家が建つ―「図」の技法(ゲシュタルト要因;回転の角度 ほか)
第3章 身近だから知らない―「文字」の技法(フォント;見出しと本文 ほか)
第4章 情報の舞台装置―「面」の技法(グリッドシステム;フォーマット ほか)
第5章 目に見えることのすべて―「色」の技法(色の属性;トーン ほか)
著者等紹介
矢野りん[ヤノリン]
北海道足寄町生まれ。女子美術大学芸術学部芸術学科卒。情報リテラシーやeラーニングの研究活動を行うかたわら、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねなにょ
9
興味本位で借りた本だけれど、デザインの基礎や技術が簡潔でわかりやすくまとめられている。9歳の娘も夢中になってページをめくっていた。なかなか面白くてタメになる本。2016/05/25
AoiHinata
4
ちょっとした、デザイン・キーワード辞典っていう感じ。パラパラ見て、気になるキーワードがあったら、もっと詳しい本を探すっていう使い方がいいかも。2012/07/31
mkt
3
考の技法:流れ①ブレーンストーミング②コンセプト決定③観察④ムードボード(アイデアのスクラップ)、スケッチブック⑤プレゼン⑥ラフストーリーボード⑦プロトタイプ、カンプ⑧制作/図の技法:ゲシュタルト要因、マチエール、アクソノメトリック他/文字の技法:フォント、外字、タイポグラフィ、ジャンプ率他/面の技法:グリッドシステム、観音開きの法則、三分割法、黄金図形、逆三角構図、チャンキング、マジックナンバー(7,4)他/色の技法:属性、トーン、色と距離、グレア効果、表面色他/ 20211103読了 159P 24分2021/11/03
ひろき
3
パンフレット作りを任されても、どうデザインすればいいかわかりません。「デザインする技術」著 矢野りん ポスターやパンフレット作りに役立つデザインの技術や用語を100以上紹介。脚注や写真を使った事例があるため、初心者の私でも難なく読めた。全く知識がない人向けです。2011/04/30
鳥翅緋芭
1
基本に立ち返る。作業中迷った時いつでも開けるように手元に置いておきたい!2011/11/29