ウェブ・ユーザビリティ―顧客を逃がさないサイトづくりの秘訣

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784844355625
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

出版社内容情報

全米ベストセラー!日本上陸
苦痛なサイトは、もういらない。

紹介している内容はすべて実際のサイトから導きだしたルールや原則、
ガイドライン、手法です。本書は400人のユーザーが数多くのウェブ
サイトを使った過去6年間の記録を基に、ウェブ以前の10年間における
ユーザビリティやオンライン情報システム、研究成果も踏まえて書かれ
ています。この調査で得た原則は、時間を経た現在でも使えるものが
多く実用的であり、21世紀に入っても効果を発揮するであろう。

-------------------------<目次>------------------------------

はじめに ウェブ・ユーザビリティが注目される理由 9
私が本書を執筆した理由 10
この本について 11
ウェブでユーザビリティが注目される理由 11
芸術性 vs 操作性 12
アクションを起こすとき 14
この本が教えないこと 14
なぜみんな間違ったウェブデザインをするのだろう? 15

第1章 ページデザイン 17
画面上の陣取り合戦 18
プラットフォームに左右されないデザイン 23
ユーザーはどこからやって来る? 25
解像度に影響を受けないデザイン 26
あまり使われていない技術を使うこと 28
インストールの法則 30
安全にアップグレードできる時期 31
用途と見せ方を区別する 33
応答時間 38
予測できる応答時間 40
速いダウンロード、速い接続 41
最初の一瞥で見渡せること 46
リンクする 46
リンクの説明文 47
リンクタイトル 54
リンクタイトルのためのガイドライン 54
リンクの色 56
リンク予想 58
外部サイトへのリンク 59
外部サイトからのリンク 64
購読と登録が必要なページへのリンク 67
宣伝リンク 68
スタイルシート 71
スタイルシートによるデザインの統一 72
スタイルシートが機能することを確かめる 74
フレーム 76
フレームを使っても大丈夫? 80
サイトの信頼性 81
プリントの必要性 83
まとめ 86

第2章 コンテンツデザイン 87
ウェブのライティング手法 88
文章は簡潔に 89
エディターを雇うべし 91
斜め読みができるか否か 91
わかりやすい言葉使い 96
ページの分割 98
ページタイトル 107
見出しを考える 108
可読性の問題 109
オンラインドキュメント 113
マルチメディア 115
待ち時間 117
画像と写真 117
画像の縮小 118

アニメーション 124
連続的な変化を見せる 126
方向の変化を示す 126
時間による変化を見せる 126
複合的に見せる 127
グラフィカルな表現を豊かにする 127
三次元構造を視覚化する 127
注意を引きつける 129
ビデオ 130
「ストリーミングビデオ」対「ダウンロードビデオ」 132
オーディオ 134
障害者でもマルチメディアコンテンツを利用できるようにする 135
三次元グラフィックス 136
不適切な3Dの利用法 136
3Dの効果的な利用方法 139
まとめ 140

第3章 サイトデザイン 141
サイトデザインの理想形態 142
ホームページ 144
ページの横幅はどれくらい? 151
ホームページの幅 151
スプラッシュページは消え去るべし 153
ホームページと内部ページ 155
深層リンク 156
メタファの乱用 157
インターフェイス標準としてのショッピングカート 162
ナビゲーション 162
ここはどこ? 162
今までどこにいたのか? 165
これからどこへ行くのか? 165
サイト構造 170
階層の幅と深さ 174
ユーザーがコントロールするナビゲーション 184
情報の山を管理するために 186
ナビゲーションを散らかさない 190
サブサイト 190
検索機能 193
高度な検索 196
検索結果のページ 199
ページの説明とキーワード 201
検索から到着するページ 207
URLのデザイン 212
URLの保存 215
URLを広める 216
古いURLのサポート 217
ユーザーから寄せられるコンテンツ 220
まとめ 222

第4章 イントラネットデザイン 223
資源を共有する 224
イントラネットデザインの特長 225
エクストラネットデザイン 226
従業員の生産性向上による純利益の増進 229
イントラネット入口:企業の情報インフラストラクチャー 234
イントラネットのメンテナンス 237
インフラストラクチャーの主要な3つの要素:ディレクトリ、検索、ニュース 237
イントラネットデザイン基準 238
基準へのガイドライン 240
イントラネットデザインの外部調達 242
従業員のウェブアクセスを管理する 242
ハードウェアの標準化 243
ブラウザのデフォルト 244
検索エンジンのデフォルト 246
イントラネットにおけるユーザーテスト 247
現地調査 248
まとめ 251

第5章 ハンディを克服する使いやすさ 253
高齢化社会のなかの使いやすさ 254
Accessibility=アクセスのしやすさ 255
視覚障害 257
ALT属性 258
聴覚障害 263
言語障害 263
運動障害 264
認知障害 265
まとめ:実用的なアクセシビリティ 266

第6章 世界の利用者への対応 267
国際化 vs ローカライズ 269
国際化のためのデザイン 269
国際調査 272
翻訳と多国語のサイト 274
言語の選択 277
多言語を用いた検索 282
地域性の違い 284
国際的なユーザーテスト 285
言葉の壁を乗り越える 286
どのくらいの国でテストを行うべきか? 287
参加者への感謝 288
テストの方法 288
あなた自身で海外調査を行う 289
リモートのユーザーテスト 289
ユーザビリティ研究所の利用 291
自己管理のテスト 293
まとめ 296

第7章 未来の予測 297
インターネット世界に起きる劇的な変化 298
長期トレンド 299
情報端末 303
WebTV 304
ウェブブラウザの死 310
ゆっくり増加する通信速度 311
インターネットのメタファ 313
電話 313
テレビ 317
メディアスペースの再構造化:新聞よ、さらば 319
まとめ 323

第8章 シンプル・イズ・ベスト 325
ホームラン・ウェブサイト 326
一番いい時期か、最悪な時期か 333
あとがき 336
用語解説 337
索引 339

内容説明

本書があれば、インターネット上の9割方のサイトよりも優れたデザインを考え出す秘密兵器を手に入れたようなものだ。何故って、9割のデザイナーは著者が教える簡単なテクニックを知らないか、使おうとしないのだから。ユーザビリティを学ぶだけではサイトはよくならない。それをサイトに生かしてこそ、価値があるのだ。

目次

はじめに ウェブ・ユーザビリティが注目される理由
第1章 ページデザイン
第2章 コンテンツデザイン
第3章 サイトデザイン
第4章 イントラネットデザイン
第5章 ハンディを克服する使いやすさ
第6章 世界の利用者への対応
第7章 未来の予測
第8章 シンプル・イズ・ベスト

著者等紹介

篠原稔和[シノハラトシカズ]
1964年生まれ。情報技術分野の研究活動を通じて、ヤコブ・ニールセン博士の「ユーザビリティ」や「ハイパーテキスト」の考え方に接し、その実践や応用活動を続けている。主な訳書・監訳書は『ユーザビリティエンジニアリング原論』(トッパン)を始め、『インターネット時代のワン・トゥ・ワンWebマーケティング』(日経BP社)などがある
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