ハッカーズその侵入の手口―奴らは常識の斜め上を行く

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  • サイズ B6判/ページ数 542p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784844323167
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

内容説明

「ひとつ上のハッカー」が認めた「欺術」。騙す。欺く。操る…過信と油断に満ちた企業の弱点を突く巧妙な攻撃が、今ここに初めて明かされる。

目次

1 カジノをハッキングして一〇〇万ドルぼろ儲け
2 テロリストからの電話
3 テキサスの刑務所でハッキング
4 ハッカーと警官の追いかけっこ
5 ロビン・フッド系ハッカーの仕事
6 侵入試験にまつわる賢と愚
7 安全な銀行口座などない
8 御社の知的財産が奪われるとき
9 最高の標的はセキュリティ企業
10 いまだに通用するソーシャル・エンジニアリング
11 短編集 ハッキングこぼれ話

著者等紹介

ミトニック,ケビン[ミトニック,ケビン][Mitnick,Kevin D.]
“堅気”になった有名人ハッカー。現在では、類い希なる技能を企業や組織や政府機関のために役立てている。彼は情報セキュリティ・コンサルタント会社、「ディフェンシヴ・シンキング」(defensivethinking.com)を共同設立した。同社は企業と官公庁を相手に、機密情報防御に関するアドバイスを提供している。『グッドモーニング・アメリカ』、『シックスティ・ミニッツ』、「CNN」の『バーデン・オブ・プルーフ』などの番組に出演し、情報保護とサイバー犯罪防止の分野における第一人者の地位を確立した

サイモン,ウィリアム[サイモン,ウィリアム][Simon,William L.]
受賞経験を持つ作家兼脚本家

峯村利哉[ミネムラトシヤ]
1965年東京多摩生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

7
インターネットのセキュリティ技術は向上しても、最大のウイークポイントは変わらず人だ。脳科学では、10万年前の人類も現代人も脳は変わらないという。セキュリティホールは、人で、その攻撃はソーシャルエンジニアリングという。受付や電話口の社員を騙して、情報を聞き出す。この本は、インターネット黎明期の書籍たが、内容は役に立つ。全社員がソーシャルエンジニアリングの危険性を認識している企業は、世界中でもどれくらいあるのか。情報工作機関やインテリジェンス以外は、意識の徹底は出来ていないと思う。2019/06/14

roughfractus02

2
ハッカーからすれば、セキュリティホール(システムの脆弱性)は主に人間側にある。専門家の構築したセキュリティ技術に対して信頼から依存に変化する人間の思考習慣がシステムの脆弱性を生むことを、ハッカーたちは熟知しているのだ。本書は、ハッカーである著者が他のハッカーに取材したソーシャルエンジニアリング、ハードウェアハッキング、侵入試験(ペネトレーションテスト)に関するドキュメンタリーであり、ハッカー目線の短編風の記述ながら、彼らを主人公とした物語と異なるその心理変化や戦略の実行やその際の技術の詳細が記されている。2018/05/17

石臼

2
例えセキュリティプログラムがよくても、それを扱う人間がミス、あるいは油断をすればハッキングは防げないということが良く分かる。技術的な話は大分時代遅れだとは思うが、人的ミスに基づくセキュリティ上の隙についてはとても勉強になる。2014/01/04

ぽんちょ

1
★★★ ソーシャルエンジニアリングの話は面白かった2009/12/05

41

1
ググってみると5話まで読めるのでぜひ読んでみて下さい。2010/02/08

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