出版社内容情報
実績No.1] Linuxサーバー入門書の改訂版登場!
Windowsパソコンがクライアントにある状況で、Linuxサーバーを使いDHCP、Sambaなどのイントラネ
ットサーバーやSMTP、HTTPDなどのインターネットサーバーを構築・運用する方法を初歩から紹
介。必要な操作は、手順を追い画面付きで紙面に再現されているのでLinuxがはじめてでも大丈
夫! またLinuxを理解する上で必要なネットワークに関する基礎知識、常用するコマンド、viの操作
なども噛み砕いて説明しているので、明日からLinuxを使わなければいけない、即戦力になる本が
欲しいという人にお勧めです。
第1章 Linuxサーバーってなに?
1-1 Linuxってなに? Linuxの基礎知識
1-2 サーバーってなに? サーバーの種類
1-3 イントラネットサーバーってなに? イントラネットサーバーでできること
1-4 インターネットサーバーってなに? インターネットサーバーでできること
STEP UP Linuxとは
第2章 ネットワークについて知っておこう
2-1 ネットワークってなに? インターネットとイントラネット
2-2 インターネットのしくみを知ろう インターネットのしくみ
2-3 情報伝達のしくみを知ろう ルーティング
2-4 TCP/IPのしくみを知ろう TCP/IP
STEP UP 2進数と10進数の違いを知ろう
第3章 サーバーを作る準備をしよう
3-1 どんなサーバーを作るか検討しよう サーバーの選択
3-2 どんなネットワークを作るか検討しよう ネットワーク構成
3-3 ネットワークに必要なものをそろえよう ネットワーク関連機材の準備
3-4 構築までの流れを確認しよう 手順の確認
STEP UP 本書の手順はRed Hat Linux 8が前提
第4章 Linuxをインストールしよう
4-1 インストールの前に確認しておこう インストール手順と設定内容の確認
4-2 インストールするパソコンを用意しよう ハードウェアの準備
4-3 Linuxをインストールするには1 インストーラの起動
4-4 Linuxをインストールするには2 パーティションの設定
4-5 Linuxをインストールするには3 Red Hat Linuxのインストール
STEP UP ノートパソコンは便利なサーバー?
第5章 Linuxの基本操作をマスターしよう
5-1 Linuxで作業を行うには ログインとログアウト
5-2 ディレクトリを理解しよう Linuxのディレクトリ構造
5-3 コマンドの使い方をマスターしよう コマンド
5-4 カレントディレクトリを変更するには cd
5-5 ディレクトリの内容を表示するには ls
5-6 パーミッションを理解しよう パーミッション
5-7 ファイルの基本的な操作を覚えよう cp、mv、rm、mkdir
5-8 CD-ROMドライブを使えるようにするには mount
5-9 Linuxを終了するには shutdown
STEP UP manコマンドを活用しよう
第6章 Linuxの利用者を登録しよう
6-1 ユーザーの役割を確認しよう ユーザーのしくみ
6-2 Linuxを使うユーザーを登録するには useradd
6-3 パスワードを変更するには passwd
6-4 グループを新しく作るには viを使ったグループの編集
6-5 画面表示の設定を変えるには ユーザーの環境設定
STEP UP ユーザーとパスワードの管理
第7章 イントラネットにクライアントを接続しよう
7-1 イントラネットのしくみを確認しよう イントラネットとDHCPサーバー
7-2 IPアドレスを自動的に割り当てるには DHCPサーバーの設定
7-3 Windowsをネットワークに接続するには ネットワークの設定
STEP UP DHCPのしくみとブロードキャスト
第8章 Windows用のファイルサーバーを作ろう
8-1 LinuxがWindowsのファイルサーバーになるしくみを理解しよう Sambaの役割
8-2 WindowsからLinuxにあるファイルを使うには Samba
8-3 誰もが自由に入れるフォルダを作るには 共有フォルダの作成
8-4 特定のユーザーだけが入れるフォルダを作るには アクセス権の設定
STEP UP Sambaのパスワードはなぜ別に設定するのか?
第9章 プリントサーバーを作ろう
9-1 ネットワークでプリンタを使おう 共有できるプリンタの種類
9-2 プリンタを共有するには printcapとpapd.conf
9-3 共有プリンタを使うには クライアントパソコンの設定
STEP UP rpmを使ったソフトウェアのバージョンアップ
第10章 インターネットサーバーの環境を作ろう
10-1 常時接続回線を導入するには 回線の種類と選び方
10-2 ドメイン名のしくみを知ろう ドメイン名の規則
10-3 独自ドメイン名を取得するには jpドメインの取得
10-4 常時接続回線を利用するには ルーター選びのポイント
10-5 ルーターを常時接続回線につなぐには ルーターの設定
STEP UP インターネットのしくみはどう決まる?
第11章 DNSサーバーを作ろう
11-1 DNSサーバーのしくみをしろう DNS
11-2 DNSサーバーを作るには1 設定ファイルの準備
11-3 DNSサーバーを作るには2 named.confの編集
11-4 DNSサーバーを作るには3 BINDの設定ファイル
11-5 DNSサーバーを作るには4 正引き情報の設定
11-6 DNSサーバーを作るには5 逆引き情報の設定
11-7 DNSサーバーが正しく動作しているかどうかを確認するには1 dig
11-8 DNSサーバーが正しく動作しているかどうかを確認するには2 外部との接続の確認
STEP UP DNSサーバーのキャッシュ機能
第12章 メールサーバーを作ろう
12-1 メールのしくみを理解しよう SMTPサーバーとPOPサーバー
12-2 SMTPサーバーを作るには1 Sendmailのインストール
12-3 POPサーバーを作るには ipopdのインストール
12-4 共有できるメールアカウントを作るには aliases
12-5 メールのセキュリティを強化するには SMTP認証
12-6 メールを安心して使えるように管理しよう メール
STEP UP リレーの悪用に注意
第13章 Webサーバーを作ろう
13-1 Webページが表示されるしくみを理解しよう Apache HTTP Server
13-2 Webサーバーソフトをインストールするには Apache HTTP Serverのインストール
13-3 自分好みにWebサーバーを変えるには 設定ファイルの変更
13-4 www以外のホスト名をWebサーバーで使うには バーチャルホスト
13-5 WebサーバーでCGIやSSI、PHPを利用するには CGI、SSI、PHPのインストール
13-6 ホームページのデータをサーバーに転送するには ftpサーバーの構築
STEP UP Webサーバーの負荷と常時接続回線を意識する
第14章 クライアントパソコンからインターネットサーバーを使おう
14-1 LANをインターネットにつなげよう プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレス
14-2 クライアントパソコンがインターネットにつながるしくみを理解しよう NAT
14-3 LANをインターネットにつなげるには1 ネットワークカードの増設
14-4 LANをインターネットにつなげるには2 ネットワークカードの設定
14-5 LANをインターネットにつなげるには3 NATの設定
14-6 IPアドレスは自動的に割り当てるには DHCPサーバーの設定
14-7 プロキシサーバーのしくみを理解しよう Squid
14-8 プロキシサーバーを作るには Squidのインストール
STEP UP NATを使うメリット
第15章 サーバーを管理しよう
15-1 トラブルが発生したときは ネットワークのトラブル
15-2 ハードディスクの容量が足りなくなったときは ディスク容量の確認
15-3 時刻を正確に合わせるには ntpのインストールと設定
STEP UP セキュリティに気を配ろう
付録1 メーラーの設定方法
付録2 固定IPのADSLを導入するには
付録3 セカンダリDNSサーバーの作成方法
付録4 Linuxをリモート操作しよう
付録5 ブートディスクを作るには
コマンドリファレンス
用語集
索引
内容説明
各種サーバーの構築方法を初歩から応用までやさしく解説。
目次
Linuxサーバーってなに?
ネットワークについて知っておこう
サーバーを作る準備をしよう
Linuxをインストールしよう
Linuxの基本操作をマスターしよう
Linuxの利用者を登録しよう
イントラネットにクライアントを接続しよう
Windows用のファイルサーバーを作ろう
プリントサーバーを作ろう
インターネットサーバーの環境を作ろう
DNSサーバーを作ろう
メールサーバーを作ろう
Webサーバーを作ろう
クライアントパソコンからインターネットサーバーを使おう
サーバーを管理しよう
著者等紹介
辻秀典[ツジヒデノリ]
1973年岐阜市生まれ。東京工業大学情報工学科卒、東京大学大学院情報工学専攻修了。博士(工学)。専門は計算機アーキテクチャ、ネットワーキング。小さい頃から機械好きで、コンピュータには小学生の頃にはまる。当時よりデジタル回路を組んだり、BASICやマシン語コードを走らせて遊んでいた。大学入学と同時に上京。大学院在学中には、プログラミング、計算機管理、情報インフラの技術コンサルティングや構築、執筆を研究の傍ら楽しんでいたが、現在はそれを主な業務としている。仕事はもちろん日常生活でもUnix系OSに慣れ親しむ。技術系の著書多数あり(共著含む)。2001年4月にとあるベンチャー企業に就職するものの、2002年中に情報技研を設立し代表取締役となる
渡辺高志[ワタナベタカシ]
小学生の時、半日かかってFamilyBasicのサンプルプログラムを打ち込むも最初は全く動かず涙。それからN88BASIC、MS‐DOS等でプログラムを作って遊んでいるうち、1996年になってやっとLinuxにめぐりあう。その後Linuxをメインに、時にはMacなども使いつつ、現在は富士通研究所に勤務
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