内容説明
いくら、デザインに凝っていたとしても、いかに提供する情報やサービスが優れていたとしても、目的の情報やサービスに行きつけなければユーザーは他のサイトに逃げていき、そのサイトは衰退の一途をたどってしまう。このようなユーザビリティ上の損失は、どうすれば回復できるか?本書では、そのためのノウハウを実例をもとに具体的に詳説した。また、わが国の現状に則して考察するために、日本のウェブサイトの事例を豊富に取りあげてある。
目次
第1部 使いにくいウェブなんて要らない!(サイトコンセプトの5W1H;質の高いウェブを実現するための基本原則)
第2部 ウェブ改良実践編(まず、ウェブの制限を知ることから始めよう;サイト全体の構造を再チェックしよう;使えるナビゲーション、使えないナビゲーション;基本インターフェイスの重要性を再認識しよう;ページデザイン9箇条)
著者等紹介
篠原稔和[シノハラトシカズ]
1964年生まれ。経営コンサルティング、IT関連マーケティング、コミュニケーション分析、オブジェクト分析・設計の経験をもとに、ウェブサイトやイントラネット構築のためのコンサルティング活動に従事。「ウェブ・ユーザビリティ」の著者であるヤコブ・ニールセン博士の活動に共鳴し、2001年にソシオメディア株式会社を設立。ユーザーの視点に立った「情報デザイン」「ユーザビリティ」といった考え方や、情報の理解を促進するための各種手法、方法論の研究・サービスを展開している
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