出版社内容情報
●「キリスト」とは、ギリシャ語で「神によって選ばれた者」の意味。
●イエスは神について説きはじめる前に、砂漠で40日と40夜を過ごした
●ローマ皇帝ネロは、非常に多くのキリスト教信徒を殺害した
●スペインのブルゴス大聖堂は、1221年に建設がはじまり、完成したのは15世紀だった
●読み書きのできない人のために、ステンドグラスで聖書の物語を伝えた
●聖書は560以上の言語に翻訳されている
●19世紀の宣教師は、キリスト教を広めると同時に文字の読み方も教えた
●最初の聖書は、木版で1ページずつ刷っていた
●メキシコでは「万霊節」にキャンディでできた頭蓋骨を食べる
内容説明
キリスト教は、今から2000年以上前、イスラエルに生まれたイエスの教えをもとにした宗教です。イエスの弟子はイエスが神の子であると信じ、イエスをメシア(救世主)あるいはキリストと呼びました。イエスの死後、弟子たちは伝道の旅に出かけ、イエスの教えを人々に伝えました。今日では、世界各地にキリスト教徒がいます。
目次
キリスト教とは何か?
イエスの生涯
初期のキリスト教
教会
中世のキリスト教
十字軍
聖書
東方正教会
修道院の生活
宗教改革
芸術とキリスト教
宗教戦争
女性と教会
アメリカ大陸のキリスト教
7つの秘蹟
世界の教会
祭日
今日のキリスト教
著者等紹介
佐藤正英[サトウマサヒデ]
1936年生まれ。58年に東京大学文学部倫理学科を卒業後、同大学院人文学科研究科倫理学専攻博士課程修了。東京大学名誉教授を経て、現在、共立女子大学文芸学部教授を務める
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