物理学叢書
現代の凝縮系物理学〈下〉

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  • サイズ B5判/ページ数 p367/高さ 26cm
  • 商品コード 9784842702919
  • NDC分類 428
  • Cコード C3342

内容説明

本書は、優れた実験家であるChaikin博士と卓越した理論家であるLubensky博士による「ソフト凝縮系物質」の物性物理学に関するまったく新しい教科書である。平均場理論、くりこみ群、弾性論といった基礎的な事項を扱った上巻に続き、下巻ではダイナミックス、流体力学的記述、トポロジカルな欠陥、分域壁、キンク、ソリトンなどを対象としている。KT転移や双対変換などの高度な内容までを含んだユニークな書である。日本物理学会誌、米国物理学会誌(Physics Today)の書評でもとりあげられ、好評を得ている。

目次

7 ダイナミックス:相関と応答(動的相関と応答関数;調和振動子;弾性波とフォノン ほか)
8 流体力学(保存的変数と対称性破れ変数;教育的な例―格子上の剛体回転子;スピン系 ほか)
9 トポロジカルな欠陥(トポロジカルな欠陥の特徴;トポロジカルな欠陥の例;渦と転位のエネルギー ほか)
10 分域壁、キンク、ソリトン(いくつかの簡単な例;平均場理論による分域壁;フレンケル‐コントロワモデル ほか)

著者等紹介

家富洋[イエトミヒロシ]
1984年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士、東京大学理学部助手。1993年株式会社日立製作所エネルギー研究所研究員。1995年新潟大学理学部助教授、現在に至る。現在の専門:計算物性学、高密度天体プラズマ理論

鶴田健二[ツルタケンジ]
1994年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)、米国ルイジアナ州立大学並列材料計算研究所博士研究員。1998年岡山大学工学部講師、現在に至る。現在の専門:計算材料科学
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