内容説明
本書の構成として、西洋のからくり人形として知られるオートマタに関する解説を最初に、続いてセルオートマトンの歴史から1次元および2次元セルオートマトンの基本的アルゴリズムに至るまでを基礎編と称して解説する。本書の後半では、セルオートマトンの応用について解説を行った。
目次
第1部 基礎編(オートマタ(自動人形)
物理現象のモデル化と理解
システム論的現象論
1次元セルオートマトン
2次元セルオートマトンとその周辺)
第2部 応用編(拡散現象のモデル化;波動現象のモデル化;粒状体の流れをモデル化する;交通流のモデル化;人の流れのモデル化とその応用)
著者等紹介
森下信[モリシタシン]
1954年生まれ。1978年横浜国立大学工学部造船工学科卒業。1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1997年横浜国立大学教授。現在に至る
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