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内容説明
「一緒にがんばりましょうね、白河くん!」中学野球ナンバーワンサウスポーといわれながら、ひじの故障のため野球強豪高校へ行けなかった白河祐樹。唯一誘ってくれた学校で、再起しようと思っていた祐樹であったが…。入学式当日、ビラ配りに勤しむ何故かメイド姿の小柄な少女。実は彼女はこの学校の先輩で、一人暮らしの祐樹に朝ごはんを作ってくれたりして。おまけに彼女は野球部の監督だったりなんかしちゃって!?これって野球小説なのかラブコメなのか!?いやこれは、個性強すぎのキャラたちが紡ぎ出す、イマドキのすぽ根ドラマなのです。
著者等紹介
一色銀河[イッシキギンガ]
1974年生まれ、関西在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T
10
中学野球ナンバーワンサウスポーといわれながら、ひじの故障のため野球強豪高校へ行けなかった白河祐樹。唯一誘ってくれた学校で、再起を目指す彼は、入学初日にビラ配りに勤しむメイド姿の小柄な少女と出会う。個性が強いキャラたちが紡ぎ出すスポ根野球ラノベ。将来を有望視されるもひじの故障が原因で野球の岐路に立たされた祐樹。全力で野球に取り組んできたからこその苦悩しつつも、甲子園へ行くために全力を注ぐ天音の熱意や自身と向き合うことで一つの結論を導き出す過程に青春の熱さを感じられて面白かったです。2021/10/02
funa1g
2
いい野球小説だけど、二巻ないのはラノベとしては売れなかったからだろうなあ。ガラスのエースを使い潰す、という発想がすげえ好きなのに。2010/01/03
Humbaba
1
怪我をするほどまでに打ち込んだスポーツ.それを,怪我をしたからといって辞めるのは難しい.怪我を理由に避けながらも,完全に捨て去ることができず,前にも後ろにも進めないという状態に陥ってしまう.2013/04/27
Humbaba
1
スポーツ選手にとってはさけることが困難な怪我。怪我によって玉数を投げることが制限される。体のことを考えれば当然の事なのだが、それをあえて無視して、自分がやりたいところまで投げさせると言う突拍子もない提案をされる。2010/04/24
けい
1
はじめはかなりウザかったそらが、後半愛しく思えてきた。 高校野球において重要なのは監督、と言った主人公には久しぶりに唸らされた。 この作者はラノベよりも普通の野球小説のほうがやっていけるのでは…?2010/01/03