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内容説明
「三つ目の扉をくぐり抜けゴールしたプレイヤーには、外への脱出と、その他副賞として豪華特典が与えられます。こぞって参加いたしましょう」。密室に閉じこめられた二年二組の生徒たちに、人工知能ソフィアを名乗る存在が、状況を打開する方法として提示したのは“オンラインゲーム”。とにかくやるしかない、とクラスで協力して、その“ゲーム”を進めているうちに謎めいた存在と接触することになり…!“誰”が“なんのため”に生徒たちを隔離したかがついに明らかに。シリーズ完結編、登場。
著者等紹介
土橋真二郎[ドバシシンジロウ]
2月7日東京生まれ。府中在住。第13回電撃小説大賞“金賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
83
閉鎖空間で徐々に追い詰められていく人間の精神状態、そして崩壊を良く描けている。ちなみに、作者は富士の樹海で遭難した経験があるそうです。2016/08/12
まりも
45
シリーズ完結巻は百合百合したガンサバイバルゲームな話。最終巻なのに、これまでで一番微妙でした。このシリーズ最大の持ち味であった、閉ざされた世界で起きる高校生男女たちの醜い争いや心理描写があまり活きていなかったように思います。肝心の展開も物語の真相を明かしたのは良いんだけど、本当に明かしただけで終わってしまうので消化不良感がハンパない。シリーズを通してストレスの溜まる展開が多かっただけに、最後に爽快感が無かったのは少し残念でした。ゲーム内容、展開、キャラクター共に2巻が一番良かったです。2015/09/23
miroku
16
バーチャルと現実との境界線と言う問題も、根源的謎も置き去りにして、ただ面白いだけと言う点に不満あり。2017/02/17
わたー
13
感想埋め。ガンサバイバルゲームという、これまでのゲームとは毛色の違うゲームが題材になっていたが、正直、ヒリつくような心理戦を求めていると肩透かし感がある。真相を明かすだけ明かして終わりなのも、ちょっと。
たく@ぼっち党員
12
中の中かな。完結。最終巻にして、今までの生々しさや鋭さが鈍った感じ。これで終わりでしょ?なんともモヤモヤした終わりだなぁ…ハッピーエンドでもバッドエンドでもないのね。すっきりしないな。2015/05/25