電撃コミックス ＧＵＮＳＬＩＮＧＥＲ ＧＩＲＬ 〈８〉

相田裕

アスキー・メディアワークス（2007/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 162p／高さ 19cm
• 商品コード 9784840238267
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

既読・再読。愛の証明は難しいが故に。

2014/12/08

[ゼロ]

表紙もなっているペトラとサンドロのラブストーリー。今までの物語とは違い、少女ではなく、そこにいるのは女性だ。ロッサーナ。赤髪の女。公社には機械とも揶揄されるくらいドライで頭の良い女。何事も完璧にできるのに最後に求めたものはちっぽけな平穏。この先、登場することはないだろうが、かなり好きなキャラクターの一人です。条件付けと愛情。その差を理解する人間は誰もいなく、禁断の恋の先にあるのは虚しさだけ。ペトラは真っ直ぐで、感情的で、努力家で良いキャラクター。二人のコンビはまだまだ見ていたい。

2012/12/20

[キョウラン]

再読。2007年の本、もう5年前のマンガなのにこれに勝てるマンガは無いんじゃないかと思うほど神がかった1冊。ガンスリンガーガ－ルシリーズもこれ以降は正直ぱっとしない展開が続く。この巻の読みどころはやはりサンドロと師匠ロッサーナとの過去話＆現在のパートナー、ペトラの物語。時間が経ち平和に生きているロッサーナに失望するサンドロ。孤独と人生を考えさえられるハードボイルドミステリ。この本を読んだあとはチャンドラーのせつないミステリを読みたくなるけどそれでもこれには勝てないんじゃないかと思われ。

2012/08/03

[☆kubo]

ペトラが生き生きと描かれていて、普通の少女らしい感情を表しているだけに、1期の子達が何とも…ペトラ前はそんなに気にならなかった歪みが、こうもはっきり見えてくると切ない。この先の絶望が透けて見えてきてるし。

2013/05/09

[いおむ]

再読！やはりこの二人の話しは良い。

2022/06/18