- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
人類に接触してきた異星種族「トリオン」の宇宙船団から、友好のため芹沢家にやってきた、地球とトリオンのハーフの美少女・絹。彼女は芹沢家の長男・望と小さなトラブルをくり返しながらも、家族の一員として暮らし始めていた。だがいつまで経っても絹を“異星からのお客様”あつかいする近隣住民たちに、彼女の気分はちょっと複雑。一方、望を巡って絹にライバル心を燃やす同級生・穂高は、望との距離を一気に詰めるべく、計画を練っていた。そんなある日、掛橋市を記録的豪雨が襲う。宇宙船育ちの絹にとって、それは全く未知の“天災”なわけで…。
著者等紹介
上野遊[ウエノユウ]
1976年生まれ。『彼女は帰星子女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】2006/12/18
蛇の婿
2
一巻でヒロインとの確執がとけたためか、今回は望くんとヒロインの間にわだかまりもなく、心地よく読んでいけました。…幼なじみの穂高ちゃんは今回はドラゴン役…頑張れ穂高ちゃん!でも…これはちょっと勝ち目はないかな?2011/10/09
いっしー
1
いやもう、参ったね。あっちの方で洪水とか、今にしてみるといろいろピンポイントにアレがアレで、ホントもうコメントに困っちゃう。長い宇宙暮らしに慣れていた絹が直面するのは自然の脅威だけではなく、周囲の人からの無自覚な疎外感。宇宙に居場所を感じられなかった彼女に対して、地球人代表である望は何ができるのでしょうか。どうでもいいけど、幼馴染の子が結局正式に謝らずうやむやになっちゃっているのはちょっと頂けないな。そういう先延ばしが後々裏目にでるのが政治と恋愛なんだからさ。2012/03/20
KEI
1
購入。2006/11/09