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内容説明
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
154
ロレンスの商会との取引が実際のビジネスのような緊張感があって面白かった。あとホロのキャラが気に入った。2012/06/02
流言
89
経済×ファンタジーというシンプルながらも鮮烈な骨子。舞台こそファンタジー的な独自の世界ではあるものの、剣にも魔法にも甘えられない中世風な世界観を独り往く行商人の姿は時代小説風とも言える。ロレンスの頭の切れ具合とその斜め上を行くホロの老獪さが痛快ながらも誰にも頼れない行商人のシビアさを感じさせてくれる。本性を露にしたホロに対して「怯えない」ではなく「破った一張羅を返せ」と飽くまで商人としての振る舞いを一貫する点やホロの正体が看破された理由など疑問に対して一つ一つ冴えた理由を用意してあり作者の心遣いが伺える。2014/02/19
た〜
84
発掘再読)ちょっとした日常から大きな陰謀まで、心理戦の応酬。ホロが可愛い2015/02/26
朝夜
83
読了。軽いノリで読み始めたら結構頭使う内容で怯みました… 経済ネタやロレンスの商人の心得などキチンと理解しながら読むとかなり面白い内容で最後まで一気に読めました。 ホロの口調や性格がかなり独特だけど慣れると可愛いですね。 続きも気になるので早く読みたいと思います。2013/08/09
こも 旧柏バカ一代
59
タイトルの意味がやっとわかった。なるほどオシャレだw行商人のロレンスが、狼の姿を持つ豊穣の神ホロと出会い、共に旅をする物語。ロレンスは、ある夜自分の荷車で野宿をすると、美しい少女ホロが先客としていることに気づく。彼女は、旧い友人に頼まれて豊穣の加護を与えていたが今の村人はホロを必要としていなかった。必要とされないホロは、北の故郷ヨイツに帰りたいと語る。ホロはロレンスと共に旅をすることを提案し、彼は彼女を受け入れる。二人の旅は、商売や経済の知識を駆使しながら、さまざまな町を巡る。2018/12/22