電撃文庫 座敷童にできるコト

七飯 宏隆【著】

アスキー・メディアワークス（2005/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 360p／高さ 16cm
• 商品コード 9784840230582
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ドアを開けたら、目の前にセーラー服の女の子がいた。部屋の住人である僕は硬直し…そして、その少女は叫んだ。「うおぉっ！じ、自由だっ！」―これが、僕・守屋克喜と彼女・“座敷童の未麟”のファーストコンタクトだった。僕は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童と同居を強いられることに。おまけに今年から通う豊葦学園も、変わった人たちばっかりで、いったいこれから僕はどうなるんだろう…？第１１回電撃大賞大賞コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。

著者等紹介

七飯宏隆［ナナエヒロタカ］
第１１回電撃小説大賞大賞受賞。１９７３年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[秋庭誠]

☆7　大賞受賞者だけあって、文章力は高い。この世界観だと、座敷わらしは土地神みたいな感じですかね。変態三人がなんとなく好き。さてこの話で続きが出ているわけだけど、どのように話を続けているか気になるところですね…

2013/07/28

[Humbaba]

普通の座敷童子ならば，一緒に入れば幸福になれる．しかし，彼女はそのような存在ではない．むしろ，一緒に入れば不幸になってしまう．それでも，あるいはそれだからこそ家族という絆を大切にしようとする．

2010/06/20

[うに]

記念すべき、ラノベにハマりだした一冊目。

[伶夜]

2005/9/2読了

[TEANの残骸]

いわゆる妖怪の類の座敷童というよりは、土地神とかそっちの系統かな、と。変人三人がそれぞれ異次元にぶっ飛んでていい感じ。　まぁ、突然現れた存在がなんやかんやでいなくなって、清々するが、しかし寂しくて、短いながらも楽しかったと認識して～はこの手の基本っすな

2014/11/21