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内容説明
抑圧されたフォルナム神殿の解放を目指すフェリオ達。さらに敵国タートムの侵攻も伝えられ、アルセイフ王国はかつて無い危機を迎えていた…。そんなフェリオ達のもとに西の大国ラトロアから一人の剣士が現れる。ウィスタルの“甥”と名乗る彼の目的とは?一方、来訪者の一人であるムスカは、この世界と自分達の世界の関係について一つの推論を出す。それぞれの思惑が交錯するなか、物語は思わぬ展開へ―!?人気の異世界SFファンタジー第6弾。
著者等紹介
渡瀬草一郎[ワタセソウイチロウ]
昭和53年、横浜生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
16
2つの世界の関わりについて少しずつ見えてきて、そのからくりと今ある世界の姿に背筋がぞくりとする思いです。様々な勢力がそれぞれの思惑を巡らしていることがよく分かる混乱模様。その混乱の中にこそ、フェリオ王子の護りたいもの全てを護る道を見いだしてほしい。きっと険しい道だけれど、心根の真っ直ぐな者達が意志を同じくして集っていくのはとても好ましいです。2020/07/20
nas
5
情報から色々予測は出来るんだけどどう纏まるのか見えないな。色々要素が多くてこういう話好きなんだよな2020/11/05
ラル
5
引き込まれる。本を、文字を読んでいたはずなのに、自分の記憶には映像が残っている。見たことがないはずの世界が、挿絵でしか知らないはずの人物達の映像が鮮明に描ける。渡瀬先生新作出さないかな…。さて、中身はフォルナム神殿の解放のためカシナート司教との交渉、ラトロアから来たウィスタルの甥のもたらす変化と情報、そしてウルク奪還とラトロアの未知の技術による襲撃で締め。個人的には今巻もフェリオの格好良さが光った。フェリオとウルクの関係尊い。判官贔屓な自分にしては珍しくリセリナに靡かずウルク一択。2018/05/26
たこのまくら
4
アルセイフを巻き込む動乱の原因の一つである西方大国ラトロア。いろんな線が彼の国につながってきた。実はフェリオも?そして<訪問者>とも関係が深いのか?いろいろな謎を孕みつつ、ついにその大国が動き出す。…しかしこうなってくると<訪問者>の世界が果たして本当に異世界なのか、という疑問も大きくなってくる。 そして久々に思い出させてくれたタイトルにある「空ノ鐘」。これも何なのかな?2020/08/29
ソラ
4
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 抑圧されたフォルナム神殿の解放を目指すフェリオ達。さらに敵国タートムの侵攻も伝えられ、アルセイフ王国はかつて無い危機を迎えていた…。そんなフェリオ達のもとに西の大国ラトロアから一人の剣士が現れる。ウィスタルの“甥”と名乗る彼の目的とは?一方、来訪者の一人であるムスカは、この世界と自分達の世界の関係について一つの推論を出す。それぞれの思惑が交錯するなか、物語は思わぬ展開へ―!?人気の異世界SFファンタジー第6弾。 2007/04/23