- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
舞巫女姫、首府城から脱走!走り出したら止まらない舞巫女姫のナナは、間近に迫った大滑空走祭に自分の生まれた廃都からの出場者がいることを知り、首府城を脱け出した。しかし、廃都の底で出会ったその飛空リュージュ乗り、“中性体”のアケルはひねくれものの皮肉屋で―。謎の“擬人”アムレード、臆病な神官学校生のマリンを加えた四人は笑いといさかいの絶えない共同生活を送る。そして“中性体”であるがゆえの周囲からの蔑視と妨害を乗り越えて、アケルは大滑空走祭への出場を果たせるのか!?期待の新人が贈る感動のファンタジー登場。
著者等紹介
マサト真希[マサトマキ]
6月生まれ。静岡県出身。ゲーム会社勤務、フリーのWebデザイナーなどを経て作家へ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃいる
1
貧民街で空飛ぶ"リュージュ"乗りを目指す少年と、宮殿から抜け出してきた姫と、その他もろもろが飛行大会にかける思いを描いた物語。いじめられたり迫害されたり、それぞれにつらい現状を背負いつつも懸命に生きる姿が読みどころ。2012/04/06
SaY
0
それなりに読めた。
ペリー
0
もう、清々しいほど青春だったなあ!「あなたの翼で、飛んできてね」は名ゼリフだった。しかしなんだなあ…受賞作にありがちなことだが、これ続編あるのー?いろいろと片付いてない伏線はあるんだけど、ここまでやっちゃったんだったら、もう終わりで良いと思うのにー。2011/01/14
ましゅ
0
う~ん、微妙。やりたい事を欲張りすぎちゃってその全てが上手くいってない感じ。中性体の話にしてもリュージュの話にしても、もう少し掘り下げてほしかった。ラストもリュージュの話が少なすぎて何をやっているのか分からなかった。2010/12/02
uo!su(a+)xa
0
電撃文庫屈指の名作と言って差し支えないかと。文章は少々荒削りで読み辛いものの、それを補って余りあるストーリー・世界観・キャラクターの魅力。あくまで王道を行くストーリーの中に散りばめられたオリジナリティ溢れる世界観。その中で動き回るキャラクターは生き生きとしていました。