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電撃文庫
バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840224598
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

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内容説明

第9回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した成田良悟の受賞後第1作『バッカーノ!1931鈍行編』と同時間軸、別視点で語られる「特急編」。少年はNYの友達と会うため、列車に乗り込んだ。作業着の女はNYの雇い主と会うため、列車に乗り込んだ。車掌は―仕事なので列車に乗り込んだ。あの事件さえ起こらなければ、彼らは何事もなく目的地に着く筈だった。だが怪物は目覚めてしまった―その名は“線路の影をなぞる者”。

著者等紹介

成田良悟[ナリタリョウゴ]
第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とら

61
前作「鈍行編」と対を成すこの「特急編」。どちらも同じ舞台、同じ時間で描かれていますが、パラレルワールドでは無く、別視点で見た同じ話です。前作はその見えない部分が多すぎて気になっていましたが、こうなっていたんだ。これは2冊あって始めて一つの作品になるでしょうね。マフィアだとか言ってこの作品の登場人物は自分を中傷してるけれど、でもみんな優しい所は持ち合わせているんだなあ。あのラッドでさえあるのだし。クレアとシャーネのその後、いや正直な所、全員のその後が知りたいですwまだまだバッカーノ(バカ騒ぎ)は終わらない!2011/11/16

海猫

57
途中で読むのを置いたので把握しきれてない部分が多々あってもったいないことをしたがかなり楽しめた。前巻でも濃いと思ったが特急編込みでものすごい濃密さ。このややこしい構成をアニメはいかに料理したのかもたいへん興味がある。2013/12/29

PSV

36
ラッドのラッドによるラッドのためのバカ騒ぎ。にプラスして、クレアが素敵過ぎてもう、クレアになら抱かれてもいいと思えるほどだが、如何でしょうか。鈍行の謎がスッキリ腑に落ちる感じで、しかもスピード感は2割増、楽しさも3割増の倍々ゲーム。バッカーノ!シリーズのみならず、今まで読んだライトノベルで最高の評価。  ★★★★★  表紙のミリアがかわいすぎる。2012/05/11

まりも

35
禁酒法時代のアメリカを舞台にした物語の3冊目。フライング・プッシーフット号で起きた事件の全てが語られる話。いやー、今回も面白い。鈍行編で残ったモヤモヤが一気に解消された感じです。殺されたはずの若い車掌の正体、チェス君やレイチェルの心の声や、強者同士の殺し合い等々、見どころとなる部分がもの凄く多くて、何だかお腹いっぱいになりますね。読み応えありすぎて胃もたれしそうやわ。成田さんの話運びは本当に上手くて感心しちゃいます。アイザックとミリアにほっこり出来たし今回も大満足。次巻も楽しみです。2016/06/21

645

33
レイルトレイサーであるクレアの暗躍位から加速度的に面白い展開に。“特急編”という表現の仕方は上手いなぁ。彼の人間性は一際印象的で、不死者よりも死ななそうな人物の筆頭に躍り出た(笑)シャーネへの求婚は微笑ましくて後日談が気になる。視点を変え事件を追う中で色々と種明かしや繋がりが判明した訳ですが、チェスも同様に存在感が有った。彼が不死者として経験してきた事柄は精神を疲弊させたが、クレアの規格外さや何よりアイザックとミリアの優しさにより嘗ての純真な子供であった頃の気持ちを蘇えさせた場面は感動する。面白かった!2014/01/27

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