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出版社内容情報
この世に留まっている幽霊が霊視(み)える。
それが、普通の高校生だった須玉明が事故をきっかけにして得た力だった。
そして明は、すでに喪われてしまった少女たちと出会っていく。
初恋の幼なじみ。画家を目指していた元クラスメイト。 通り魔殺人の犠牲者。 大会前に病死してしまった陸上部の少女。
霊視ることと話すこと以外、特別な力など何も持たない明だったが、彼女たちの事情を知り、その魂を救ってあげたいと考える……。
「電撃hp」で大好評を得た連作短編4編に加えて、書き下ろしエピソード「明の休日」も収録。
内容説明
この世に留まっている幽霊が霊視える。それが、普通の高校生だった須玉明が事故をきっかけに得た力だった。そして明は、すでに喪われてしまった少女たちと出会っていく。初恋の幼なじみ。画家を目指していた元クラスメイト。通り魔殺人の犠牲者。大会前に病死してしまった陸上部の少女。霊視ることと話すこと以外、特別な力など何も持たない明だったが、彼女たちの事情を知り、その魂を救ってあげたいと考える…。電撃hpで大好評を得た連作短編4作に加えて、書き下ろしエピソード「明の休日」も収録。
著者等紹介
今田隆文[イマダタカフミ]
8月26日、大阪に生まれる。美大卒業と同時にライターになる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
9
個人的には3話目に登場する川名さんが可愛かった(犯人許さん) 事故の影響か霊が見えるようになった少年と、彼が出会った少女たちの霊が残した想いをめぐる連作短編集。 奇をてらうような捻りもオチもないベタなストーリーですが、だからこそ純粋に良い話だったなと思える作品でした。 2巻もあるので、柚や須玉家に絡む事情はそっちで詳しく語られるのかな?2013/08/09
KUWAGATA
8
一迅社で「庶民サンプル」が絶好調の七月隆文さんの初期の別名義作品。一見、似ても似つかないですが、設定はあくまで脇役で、登場人物に優しい眼差しを注ぎながら綴られる、思いのほか地に足の着いた作風は、確実に同作者のものによることが伺われます。もちろん、あくまでそうと知っての上でのことですが。さすがに古めかしさは拭えませんが、時を経ても、この作品の素晴らしさは風化することなく伝わってきます。妹が、ちょっと病んだ風で可愛かった。10年前ということを考えると、これはヤンデレの走りともいうべきキャラクターなのでは(笑)2013/04/23
まんがジジィ
6
『君にさようならを言わない』[七月隆文著] 元本。感想はAstral 2 で書きます。(^○^)2017/04/30
秋庭誠
5
☆10 交通事故に遭い、幸か不幸か霊視<み>えるようになった少年の話。どの話も印象に残ってるので、どれがよかったとは言い切れないけど…。あえてなら、第2話の「雪降る場所」時期的に選びますね。/とりあえず、ハーレム的な状況なのは分かった(大嘘)2012/12/16
nawade
3
★★★★★2003/08/10
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- 和書
- 孤独な週末 角川文庫