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出版社内容情報
堂島コウとアトリ、そして部長こと三束元生と前部長こと縹美樹の四人は、組織に拉致された友人を奪還するため、行動を開始する。とはいっても、相手は組織、こちら側にも相応の準備が必要で……!
一方、堂島コウを狙うランドール・コーンウォークは、コウと三束元生とを取り違えたまま、なんとなく気になる“あの娘”も助けたい、と思っちゃったりしており……!
大混乱のまま、超人気シリーズ第9弾、登場!
内容説明
堂島コウとアトリ、そして部長こと三束元生と前部長こと縹美樹の四人は、組織に拉致された友人を奪還するため、行動を開始する。とはいっても、相手は組織、こちら側にも相応の準備が必要なわけで…!一方、堂島コウを狙うランドール・コーンウォークは、コウと三束元生とを取り違えたまま、なんとなく気になる“あの娘”も助けたい、と思っちゃったりしており…!飛び交う大量の銃弾の向こうに答えはあるのか!?混乱を深めたまま、超人気シリーズ第9弾、登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
7
⑧と⑨でドッグデイズ編。あえて言うなら「部長回」かなぁ? えーっと、これ本編?また番外編?みたいなw 当初思ってた「コウとアトリが知恵の実を回収して日奈を生き返らせる」というような、単純な話では無くなってきているらしい。ここ最近すっかり影が薄かった(巻頭の漫画?くらいしか印象が残ってないw)アトリが、今回割と活躍してくれたのは楽しかった。このドッグデイズ編では、ずいぶん映画的な描写が目立ったかな?ミステリー要素は薄く、ハリウッド製アクション映画を見終わった感じになりました。2020/04/21
sakadonohito
4
筆が乗ってしまったのか主人公大ピンチな状況になってしまい、ご都合主義という銀の弾丸を使って無理矢理軌道修正したかのような展開。2021/08/03
ろびん
2
犬のしつけシーンとか銃のシーンとか、本筋関係ないんですけど突っ込みたくて仕方なくなる……。2018/03/30
遠野りつこ
1
撫子に感情移入させる構成と文章力に感服。そして敵サイドにいたコウもイハナも、心情的には撫子の気持ちが痛いほどわかっていたところがせつない。ハッピーエンドを納得できる形で供給するのがエンタメ小説の業だよね。謎解きがほぼゼロな点は個人的に物足りないけども。2015/02/27
ふじさん
1
これまであまり出番のなかった部長とアトリが中心となって活躍するエピソード。ド派手なカーチェイスに銃撃戦、果てはミサイルまで、とやりたい放題な内容で楽しめた。ミステリ要素こそなかったもののシリーズ作品としては進展が見られ、しっかり熱さを備えた内容には満足。虐待によって恐怖を植えつけられながら、それでも人間が好きなBOSSの姿は複数の登場人物のメタファーとなっており、何とも言えない切なさがあった。五巻を読んでから大分間が空いたため忘れていた設定も多く、いつか全巻まとめて読み直したい。とりあえずリア充爆発しろ!2010/11/16