電撃文庫
撃墜魔女ヒミカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840222679
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その魔女は、箒(ほうき)に乗っていなかった。

その魔女は、複葉機を駆り空を翔ぶ。

帝國空軍に所属するヒミカ・シンドウ中尉は、軍でも数少ない女性パイロット且つ、撃墜王(エース)だった。 しかし、その感情を滅多に表に出さない振る舞いや、謎の多い行動から、部隊の中では“魔女”と噂され避けられていた。 果たして、彼女の噂の真相は――?

「電撃hp」で掲載した3編の他、文庫書き下ろしのエピソードと“魔女”の謎に迫る「終章」も加えて電撃文庫に登場!!

内容説明

その魔女は、箒に乗っていなかった。その魔女は、複葉機を駆り空を翔ぶ。帝国空軍に所属するヒミカ・シンドウ中尉は、軍でも数少ない女性パイロット且つ、撃墜王だった。しかし、その感情を滅多に表に出さない振る舞いや、謎の多い行動から、部隊の中では“魔女”と噂され、避けられていた。果たして、彼女の噂の真相は―?「電撃hp」で掲載した3編の他、文庫書き下ろしのエピソードと“魔女”の謎に迫る「終章」も加えて電撃文庫に登場。

著者等紹介

荻野目悠樹[オギノメユウキ]
東京都出身。横浜市立大学卒業。’96年「シインの毒」で集英社ロマン大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

11
2003発行。外地の空軍基地に“魔女”と呼ばれている女性パイロット、ヒミカ・シンドウ中尉がいた。彼女は複葉機を操りながら誰よりも撃墜数をあげていた。妖艶な美貌もあって、ヒミカには魔女というあだ名がぴったり似合うが、本当に”魔女”であるという噂も広まっている。彼女は本物の“魔女”なのだろうか。魔女を頼りにヒミカのもとに訪れる者は、悩みを解決することを引き換えに何かの鉱物を奉げる。古き良きライトノベル時代の短編集。2022/08/15

Natsumi

6
図書館

ちゃむん

6
再読。中学生の頃に惚れた作品。ブラックファンタジーとも言える仄暗い展開と対照的な空中戦のミックスが堪らない。2013/04/20

卯月

2
再読。大照(たいしょう)25年、外地の空軍前線基地。複葉機を駆る美貌の撃墜王ヒミカ中尉は“魔女”と渾名されていた。そして、本当に“魔女”なのだという噂も……。掲載誌で第一話を気に入り、買ってみると結局、第一話が一番面白かった。“魔女”なのか違うのか、という曖昧なラインを期待したのに、第二話であっさり明かしたからなぁ。謎はまだあるし、他の話も悪くはないが。絵は軍人ぽくない。時代は第一次大戦頃、舞台は満州がモデル。時雨沢さんみたいなあとがき好きがいる電撃文庫では、巻末著者インタビューは手抜きに見えるね(笑)。2012/10/01

シナモン

2
面白い。奇譚集って感じなのかな

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