電撃文庫 いぬかみっ！

有沢 まみず【著】

アスキー・メディアワークス（2003/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840222648
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

由緒正しい犬神使いの一族・川平家、その末裔で能力不足により勘当された高校生の川平啓太のもとに、一人（一匹）の犬神が現れた。
「ようこ」と名乗る犬神は楚々として従順、しかも容姿は抜群。
さっそく啓太は主従の契りを結び、ようことの共同生活を始めた。
だが、彼女はかつて誰もがコントロール出来なかった犬神の中の大問題児だったのだ……。

煩悩の塊、犬神使い・啓太と、破壊好きで嫉妬深い犬神・ようこが繰り広げるスラップスティックコメディ登場！

内容説明

由緒正しき犬神使いの一族・川平家、その末裔で能力不足により勘当された高校生の川平啓太のもとに、一人（一匹）の犬神が現れた。“ようこ”と名乗る犬神は楚々として従順、しかも容姿は抜群。さっそく啓太は主従の契りを結び、ようことの共同生活を始める。だが、実はこの彼女、かつて誰もがコントロール出来なかった犬神の中の大問題児だったのだ！お金も女の子も大好きな煩悩の塊、犬神使い・啓太と、破壊好きで嫉妬深い犬神・ようこが繰り広げるスラップスティックコメディ登場。第８回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞者、有沢まみずが贈る待望の新作。

著者等紹介

有沢まみず［アリサワマミズ］
１９７６年、東京生まれ、パキスタン育ち。第８回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

気持ち悪いぐらいなーんも考えず読めてすごい楽しい。イラストが古臭いかなと思ってたら（実際ラノベでは古い作品ではあるが）内容読んでみるとばっちし。

2012/04/16

[佐島楓]

ようこという犬神の問題児（外見は美少女）に使役されてしまう少年・啓太のドタバタ物語。アニメ化されたのを覚えていてチョイス。こんなにおバカでサディスティックな話だったのか・・・！　ちょっとびっくりでした。セット買いしたので二巻へ。

2013/12/14

[珈琲好き]

作中では現金なキャラ付けとしてさらっと流してるけど、四年間勘当されたきっかけになった犬神を持つことに屈託がなくなるまでには、啓太も心の折り合いを付けるのに相当の変遷があったんだろうな。年齢にそぐわない成熟した人格の背景を考えるとちょっと泣ける。そしてそんな啓太の内面を押し出して、悲劇のヒーローとしての売りにしないところがこの作品の奥ゆかしいところ。

2014/12/16

[ソラ]

由緒正しき犬神使いの一族・川平家、その末裔で能力不足により勘当された高校生の川平啓太のもとに、一人(一匹)の犬神が現れた。“ようこ”と名乗る犬神は楚々として従順、しかも容姿は抜群。さっそく啓太は主従の契りを結び、ようことの共同生活を始める。だが、実はこの彼女、かつて誰もがコントロール出来なかった犬神の中の大問題児だったのだ!

2010/09/12

[DonaldTrump]

高橋留美子先生の「うる星やつら」を電撃文庫的にオマージュしたっぽい作品。

2011/06/18