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出版社内容情報
魂食(たまくい)。それが、『それ』の名前だった――。
レレナの母の帰国騒動から1週間。その後も故郷ローマの母と電話で楽しげに会話するレレナを見て、幽霊少女・舞はひとり孤独感を味わっていた。
なんであたしには誰もいないの――。
そんな舞の前に現われたのは、カズマと名乗る少年だった。彼も舞と同じく惨たらしい死の後に幽霊となった存在。舞はカズマに悩みを打ち明け、次第に心を通わすようになる。しかし、カズマが舞に近づいた真の目的は別のところにあった。彼の体には、幽霊の魂を狙う<魂食>が巣食っていたのだ。
舞の運命は!?その時亮史は……!?
第8回電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作第3弾の登場!
内容説明
レレナの母の帰国騒動から1週間。その後も故郷ローマの母と電話で楽しげに会話するレレナを見て、幽霊少女・舞はひとり孤独感を味わっていた。そんな舞の前に現われたのは、カズマと名乗る少年だった。彼も舞と同じく惨たらしい死の後に幽霊となった存在。舞はカズマに悩みを打ち明け、次第に心を通わすようになる。しかし、カズマが舞に近づいた真の目的は別のところにあった。彼の体には幽霊の魂を狙う「魂食」が巣食っていたのだ。舞の運命は!?その時亮史は…!?第8回電撃ゲーム小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作第3弾の登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nob
9
Bookwalker読み放題。シリーズ3作目。幽霊少女の舞が自宅に帰ってみるシーンから始まる。舞の境遇があまりに可哀想で、しかも、ヒロインがヒステリックに喧嘩しすぎて読むのが疲れてしまった。幽霊少女が生きている者達との埋められない溝を感じ葛藤する展開はむしろとても好みなのではあるのだけど、似たような理由で何回も八つ当たりして飛び出されたら、ちょっといい加減にしないかと思っちゃう。このシリーズは主人公の月島を始め、どことなく人格が破綻している人しかいない気がする。でも、面白いんだよな。次巻も読みたい。2020/10/12
藍
1
舞メインの会。彼女の嫉妬も恋心も切なくてレレナ派の私ですが、うっかり応援したい気持ちに。彼女が最終的にどうなるのか(恋心は報われないかなーと思いつつ)ちょっと怖いです。2013/02/08
Humbaba
0
家族から愛された友人と、家族との関係を築くことができなかった自分。自分だって、寧ろ自分のほうが関係を築くために努力したのに、その成果は実らずただ見捨てられてしまった。例え相手の行動に悪意がなかったとしても、その格差を魅せつけられてしまえば、気持ちを抑えることは難しい。2015/10/22
きゅりうむ
0
地の文から、モザイクに死亡フラグが立ってる気が。2012/03/23
凌
0
☆2002/11/01