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出版社内容情報
実験室の子供達--その異能が使われる時……!
甲院派の実験室で作り出された子供達――その一人である乾真砂(いぬい・まさご)は甲院派壊滅後、巡りめぐって東都まごころファイナンスに籍を置いていた。
だが、社長である華ケ瀬の死とともにそこを解雇され、そして次に彼が選んだ仕事は迷宮神群の研究者・榊糾(さかき・ただす)の警護であった。
一方、甲院派の大幹部であった仙崎竜太郎は、榊糾の持つ秘密を手に入れるため、ある“存在”の意志のもと、動き出す――!
キャラバン全体を巻き込む壮大なる事件――その幕が開いたことを知るものは、まだ少ない……。
人気の新・神話、第4弾!
内容説明
甲院派の実験室で作り出された子供達―その一人である乾真砂は甲院派壊滅後、巡りめぐって東都まごころファイナンスに籍を置いていた。だが、社長である華ケ瀬の死とともにそこを解雇され、そして次に彼が選んだ仕事は迷宮神群の研究者・榊糾の警護であった。一方、甲院派の大幹部であった仙崎竜太郎は、榊糾の持つ秘密を手に入れるため、ある“存在”の意志のもと、動き出す―!キャラバン全体を巻き込む壮大なる事件―その幕が開いたことを知るものはまだ少ない…。
著者等紹介
渡瀬草一郎[ワタセソウイチロウ]
昭和53年型横浜生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
12
今回は一度潰された甲院派による陰謀回。この作品は組織内での人間関係、派閥闘争がすごく作りこまれていて面白いんだよなぁ。真砂と由姫は今後どうなるのかも気になるがそれ以上にこれから先キャラバンがどうなるのかの方が気になる。山之内派だけでもこれだけややこしいんだから更に複雑になていくんだろうな。この事件が今後の展開にどう繋がるのか期待。2014/05/13
はす
6
今回は三巻の少し後のフローラや根黒たちの出身である神群を人体へ移植していたために壊滅された甲院派に関係するお話で、主役はまた変わって甲院派出身の乾真砂に。 設定がしっかりしてるので面白いには面白いのだけど、何この面倒そうな話・・・・。キャラバン内部でこんなに争い起きてたら夢路も後悔するわな・・・。指導者を一人選ぶか最低でも派閥の長たちで意思決定会議を作っておけばよかったのに・・・。2014/02/25
ソラ
4
内容(「BOOK」データベースより) 甲院派の実験室で作り出された子供達―その一人である乾真砂は甲院派壊滅後、巡りめぐって東都まごころファイナンスに籍を置いていた。だが、社長である華ケ瀬の死とともにそこを解雇され、そして次に彼が選んだ仕事は迷宮神群の研究者・榊糾の警護であった。一方、甲院派の大幹部であった仙崎竜太郎は、榊糾の持つ秘密を手に入れるため、ある“存在”の意志のもと、動き出す―!キャラバン全体を巻き込む壮大なる事件―その幕が開いたことを知るものはまだ少ない…。 2010/05/22
でーたべーす
4
当時も好きだった甲院編。さらっとキャラクターを掘り下げるなあ2013/07/17
ちゃか
3
メインとなるのは、新キャラ乾真砂。 彼もまた甲院の実験で異能に目覚めた子で……異能が戦闘に活用できるものだったので、華ヶ瀬が社長をやっていた会社に属してたようです。 が、解雇されて。新しく研究者の護衛を始めて。研究者の下には、懐かしい仲間も一人いて。このまま穏やかに時間が流れればいいなぁ、と思わずにはいられなかった。 まぁ、無理なんですが。 2021/01/27