電撃文庫<br> ダーク・バイオレッツ

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電撃文庫
ダーク・バイオレッツ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840221160
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

生まれつき幽霊を見ることのできる「紫の目」を持った高校生・神野明良(じんの・あきら)は、神岡町の祖父が遺した家に移り住んできた。
ある朝、明良は「幽霊」ばかりが乗った謎のバスに乗ってしまう。乗り合わせた少女・御厨柊美(みくりや・とうみ)とともに辛くも逃げ延びた明良は、神岡町で連続する謎の殺人事件の被害者の顔が、バスの幽霊たちと一致することを知る。さらに、同様の事件が戦後まもなく起きていたこと、その事件を明良の祖父と柊美の祖母らが解決したことを知った2人は、謎のバスの正体を探り始めるが……。
幽霊を見ることのできる「紫の目」を持つ明良と、幽霊に触れることのできる「紫の手」を持つ柊美……2人の活躍を描くホラーアクション!

内容説明

幽霊を見ることのできる「紫の目」を持った高校生・神野明良は、ある朝、幽霊ばかりが乗った謎のバスに乗ってしまう。乗り合わせた少女・御厨柊美と共に辛くも逃げ延びた明良は、神岡町で連続する謎の殺人事件の被害者の顔が、バスの幽霊たちと一致することを知る。同様の事件が戦後まもなく起きていたこと、その事件を明良の祖父と柊美の祖母らが解決したことを知った明良たちは、謎のバスの正体を探り始めるが…。幽霊を見ることのできる「紫の目」を持つ少年明良と、幽霊に触れることのできる「紫の手」を持つ少女柊美の活躍を描くホラーアクション。

著者等紹介

三上延[ミカミエン]
1971年生まれ。神奈川県出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

25
幽霊を見ることのできる目をもった少年と、とあるきっかけで出会った少女とが軸で物語が進みました。幽霊を扱っていたのと同時に、人の心の闇みたいなのも描写されていて、その辺りも怖かったです。2012/12/13

熊谷次郎

5
「ビブリア古書堂」著者のデビュー作。もう10年以上前の作品ですが、当時からキャラクターの完成度が高く、かなり楽しめました。ホラー要素も秀逸で、「ひんやり」できます。巻を重ねる毎にキャラが増え、世界観も厚くなっていくのも魅力かと。

jellybeans

5
数時間でイッキによみました。ライトノベルズと言うと若者向きとか、軽いとかのイメージがあるけど、そんなことはない。逆に子どもから大人まで万人向き。ライトノベルズにはまりそうです。2012/11/19

naby

4
ビブリア古書堂が予約待ちなので同じ作者の他のものをといういつもの手。コミックス感覚でサクサク読めた。バスの中で前の席に座ってる女子高生の首がガクンと目の前に逆さになっていて、うなじの皮一枚で繋がっている、なんて描写は頭に浮かんできて怖い。ただ、赤い(などの)眼で霊が見えるのは「心霊探偵八雲」「バムピール(バはうに点々)」でもあるし遺伝は「八雲立つ」や篠原智絵のコミックスの設定にも多いから、もうちょっと差別化が欲しい。じゃないと読んだらすぐ忘れそう。くせがない。2012/02/24

hideki

3
この手の本は、今まで子供っぽいようで、あまり読まなかったんですが、三上延さんの本が読んでみたくと読みました。 悪くないですね。 ビブリア古書堂ほどリアリティはないですが、登場人物の描き方が良くて、こちらはアクション場面の書き方も気に入っています。 エンタテイメントとしては惹かれるので、続きも読んでみます。2013/09/20

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