電撃文庫<br> ビートのディシプリン〈SIDE1〉

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電撃文庫
ビートのディシプリン〈SIDE1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784840220569
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お前は強いか? この俺フォルテッシモはとてつもなく強いが、真に強い奴など滅多にいない。だが弱い訳でもない。大抵の人間は強くも弱くもなく、はっきり決めないまま生きているが、そんな半端はいつか厳しい運命に叩き潰されちまう。どんな人生にも例外なく、強さを見せなきゃならん時が来るが、お前ならどうする? なあ、ビートよ――統和機構の合成人間ピート・ビートは謎の存在“カーメン”の調査を命じられたが、それは正体不明の敵が次々と襲いくる危険な戦いの始まりだった。そして彼に興味を抱く女子高生、浅倉朝子の人生の歯車も狂い始めて――死神(ブギーポップ)の現れない過激な試練(ディシプリン)を前に、彼らは己の強さを見つけ出して、生き延びることができるだろうか……?

内容説明

お前は強いか?この俺フォルテッシモはとてつもなく強いが、真に強い奴など滅多にいない。だが弱い訳でもない。大抵の人間は強くも弱くもなく、はっきり決めないまま生きているが、そんな半端はいつか厳しい運命に叩き潰されちまう。どんな人生にも例外なく、強さを見せなきゃならん時が来るが、お前ならどうする?なあ、ビートよ―統和機構の合成人間ピート・ビートは謎の存在“カーメン”の調査を命じられたが、それは正体不明の敵が次々と襲いくる危険な戦いの始まりだった。そして彼に興味を抱く女子高生、浅倉朝子の人生の歯車も狂い始めて―死神の現れない過激な試練を前に、彼らは己の強さを見つけ出して、生き延びることができるだろうか…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

35
再読。平凡な(笑)探索型合成人間ピートビートは、統和機構最強のフォルテシモに依頼され、とんでもないディシプリン(試練)に巻き込まれていく。1巻ではまだビートの人格にはさほど触れられていないが、浅野朝子の謎に揺さぶられ、統和機構からは抹殺対象にされ伝説の始末屋リセットに追い回され、ランダバウトとも戦うはめに。災難続きにも程がある(笑)朝子の秘密は根が深そうだ。根無し草なビートが朝子と関わることにより、何かを守る戦いが始まる。イナズマや飛鳥井先生の再登場も嬉しいな。2018/12/10

神太郎

9
ホーリィ&ゴースト内で名前は出ていたピート・ビートという合成人間の、そして、この時点で初の統和機構が中心となる物語となっている。今までの上遠野作品のキャラが総出演するため、かなりキャラクターが多い。一大クロスオーバー作品といってもいいのかもしれない。また今までは1巻で基本完結のものが多かったので、連載物なため、世界観が一気に広がった感じである。カーメンとはいったい何なのか?ここら辺から如実にフォルティッシモさんの扱いが雑になっている気が‥…(元からか)2012/07/11

ハイちん

7
ブギーポップのスピンオフ作品。なのだが、シリーズ本編よりも本編らしい作品。今までのシリーズに登場するキャラがたくさん登場しており、また「ホーリィ&ゴースト」で顔見せしたリセットさんは本作でようやく本領を発揮する。ブギーポップシリーズにはジョジョを思わせる読み味があるが、いつものシリーズを丞太郎が活躍するエピソードとするなら、本作はポルナレフとかミスタみたいな脇役がメインのエピソードって感じで面白かった。2015/04/23

新島

6
時間軸はエンブリオ途中?合成人間ピート・ビートが“カーメン”の謎を追う/合成人間にしてはビートさん、隙突かれまくりですよね。ラウンダバウトとの戦闘が中心だから仕方ないかと思ってたら、篠北、リセット、フォルテッシモにも笑。一巻は戦闘ばかりで物語自体はあまり進みませんね。合成人間やカーメン、統和機構からの処分など、今作は統和機構(アクシズまで?)の核心に迫るものとして描かれているようです。上遠野さんのストーリー展開、大体が合成人間の能力が通じない相手との接触で「なにぃ?」と始まっているような……2016/03/24

青味泥シンカ

5
十年以上前に読んで以来の再読です。ブギーポップが出て来ないとはどういうことなのか、今読むと非常に分かり易いというか、端的に言えばジョジョ(少年漫画)ですね。最も美しい瞬間に殺してくれる存在がいなければ何処までも意地汚く生きねばならない、そんな観念のもとに作られた主人公たるピート・ビートは、昔読んだ時よりも好感度が高かったです。それと個人的な所では、ラウンダバウトの能力とその使い方が気に入っていたのを思い出しました(戦法と性格とが合致しているのもまぁ実にジョジョだなとも)。2023/12/24

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